iPhone 2019年モデル

定例の9月のiPhoneおよびApple Watchの発表会が開催。ニューモデルが発表されました。

毎年これだけは雑感を書いているので、今年も書きます。実を言うと発表会はiPhoneのあたりしか見てないので、サービス系はスルーして、ハードウェアを見ていきましょう。

ハードウェアに絞ると、まず発表されたのはiPad 7th generationだったようです。

10.2インチという新たなディスプレイサイズになり、Smart Keyboardコネクタが付きましたが、A10 Fusionなどの基本スペックはほぼ9.7インチの6th generationモデルからキャリーオーバー。税別34,800円からという値段は魅力ですが、6th generationでiPhone XS Maxとの性能差が気になってiPad mini5を追加購入したというところもあるので、個人的には予算を追加してiPad AiriPad mini 5を購入した方が幸せになれると思います。

次はApple Watch Series 5。

ディスプレイは常時表示が可能になったようですが、もう興味はないかなぁ。。。せっかくの私服通勤なので、腕時計は付けずに生活したい気がしています。以上。

最後はiPhone 11シリーズ。

去年のモデルは液晶のiPhone XR有機ELiPhone XSとXS Macというラインナップでしたが、液晶のXRに相当するモデルはiPhone 11とシンプルな名前に、XS/XS Maxに相当するグレードは「Pro」という名前が付いてiPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxになりました。

今回発表されたモデルは全体的に円高の為替の影響を受け、米国ドルでの価格が同じでも日本での販売価格が若干下がっているのですが、iPhone 11は米国ドルでも50ドル値下がっており、国内でのApple直販のSIMフリー版の価格は、iPhone XRの税別84,800円からがiPhone 11では税別74,800円からになりました。

カメラはデュアルカメラですが、やや写真好き向けの印象があったiPhone XSの望遠(実質は標準域)ではなく、超広角になり、一般向けへの訴求力は高まった上で、税込みも8万円台前半、というのは結構お買い得感があります。携帯電話の売り方が大きく変わる中、8万円という価格がどう見られるかは微妙なところですが、iPhone 7や8時代の価格に戻ったので、売れるんじゃないでしょうか。

iPhone 11 Pro/Pro Maxについてはこれまでの広角、望遠に加えて超望遠が加わって三眼カメラになりました。発表会では複数のカメラを活用した機能やアプリがデモされ、カメラを重視するならばProを、ということでしょうか。

事前のリーク情報からのレンダリング画像で話題になっていたカメラ周りのデザインですが、実際に出てみるとそれほど悪くないなぁ、という印象。

二眼カメラになった時点で、各社目立つカメラをどのようにデザイン上処理するかは苦労が見て取れて、三眼になった時点でAndroid勢はほぼデザインを放棄して「黒いバー」のようなものを恥ずかしげもなく配置している有様。それと比べれば、だいぶデザイン上の配慮があるように感じられます。若干「違和感」を感じるデザインではありますが、これはMac Proと同じような考え方なのだと思います。

で、自分はどうするかですが、今のところ、今年こそiPhoneを1台も購入しない年になりそうな予感です。

妻は3年前のiPhone 7ですが、去年の年末にバッテリを交換していて、チップ的にはiPod touchiPadの現行機にも使われているA10 Fusionなのでそれほど不満は感じていないよう。一方で僕は去年割と無理してiPhone XからiPhone XS Maxに買い替えたので、今年はスルーしようかと思っています。超広角のカメラは気になりますが、来年には5Gのモデムが搭載になるでしょうから、今回は我慢して良いのではないかと思っています。