業務用オーバーヘッド型ヘッドホンSONY MDR-7506購入

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基本的には、オーバーヘッド型のヘッドホンは自分の中で「買ってはいけないもの」でした。

理由は「メガネ」。

主に会社に出勤するときに使っていたメガネが、ヘッドホンを付けたときの側圧でフレームが曲がりやすく、量販店で視聴しただけで曲がってしまったことがあり、「ヘッドホンは絶対に買わない、使わない」と思っていました。

ただ、最近はその曲がりやすいフレームのメガネの使用頻度が下がり、JINSの新素材系の「調整できない=フレームが曲がらない」タイプのものをメインで使うようになり、フレームが曲がることもなくなりました。

一方、在宅勤務での自宅作業が続き、使っているイヤホンに若干の「飽き」を感じるようになり、ちょっと違う音で聴ければ、と考えてオーバーヘッド型のヘッドホンを購入することに。

上記のような経緯があり、購入理由は「メインでがっつり使う」のではなく、あくまで「気分転換」の選択肢としてのヘッドホン。そのため、予算はそれほど多くはかけられず、高くても1万円台を限度として検討した結果、以前から考えていたソニー製の「業務用のオーバーヘッド型ヘッドホン」にした、というわけ。

ソニー製の「業務用のオーバーヘッド型ヘッドホン」で国内で流通しているものには下記の3つがあります。

このうち、一番安いのが今回購入したMDR-7506で、大体10000~11000円で購入可能です。

なお、CD900STとM1STは、インイヤータイプのMDR-EX800STと同時期からソニーの直販ストアである「ソニーストア」で販売されていますが、この7506は「ソニーストア」では販売されていません。販売されていない理由は、MDR-7506は販売元が「ソニー」の業務用モデルですが、その他のモデルは「ソニーミュージック」が販売元である、というところにあると思います。

音質については、いわゆる音や映像のエンジニアなどが音をチェックするための「モニター」と呼ばれるタイプの機器になりますので、細かい音も聞き取りやすくクリア、角の立った音です。10000円程度であること考えると、この音のクリアさはコストパフォーマンスは高いと言っていいでしょう。低音については、そんなに派手さはありませんが、大きなスピーカーユニットを使ったヘッドホンならではの低音は出ると思います。「角の立った」音ですので、曲や音源の圧縮の仕方によっては、少しキンキンしたように聞こえることがあるかもしれません。

ソニーストアでは販売されていないものの、一部の量販店では普通に販売されているので、試聴もヨドバシカメラの店舗で可能です。1万円前後と安いので、試聴せずに買っても良いとは思いますが、可能ならば、MDR-M1STやMDR-CD900STなどと比較試聴した上で、好みのものを選ぶのが無難だと思います。