ウォークマンからフルワイヤレスイヤホンへ移行する、その基本的な考え方。

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スマホiPhone)は予算の関係上「必要最低限の容量のもの」を購入してきたので、音楽再生は別途ウォークマンを持ち歩いてきました。

iPhoneの大容量モデルを購入する差額よりは、ウォークマンAシリーズと大容量のmicroSDカードを3-4年に1回くらいのペースで買い換える方が安上がりでした。特に、 AndroidになったA100シリーズの1つ前のモデルであるA50シリーズはBluetoothレシーバー機能を搭載し、スマートフォンで再生している動画を見るときに音声を再生したりするのにも使えます。自分も、いわゆる「例のファームウェア」というヤツを導入して、ウォークマンiPhoneBluetoothレシーバーとして使っていました。

ただ、最新のA100シリーズ(と言っても2年くらいモデルチェンジしてませんが)はBluetoothレシーバー機能に非対応。そもそも、「ウォークマン」というブランド自体の存続が危ぶまれ、Aシリーズの後継機種が発売されるかも怪しい現状では、現在のスタイルを続けられなくなる可能性は非常に高い。

さらに言えば、ウォークマンとの組み合わせにおいて、下記にシャツのポケットにウォークマンを入れる場合にMDR-EX800STにMDR-EX1000のショートケーブルを組み合わせたものが「必須」になってきました。MDR-EX800STは業務用モデルのため現行機種ですが、民生モデルのMDR-EX1000は既にディスコンになっており、断線してしまうと交換用のケーブルの入手が非常に難しい状態。こちらも代替となるモデルが見つかりません。

よって、今後を考えると、そう遠くないうちに、根本的に外での音楽再生のソリューションを変える必要性が出てくるのは明らかでした。

一方で、フルワイヤレスイヤホンについては、どうも音質面で許容できるモデルが見つけられていませんでした。AirPods Pro、ソニーのWF-1000XM3、どちらも気に入らずスルーしてきました。

そんな中発表されたのがソニーのWF-1000XM4です。発表からすぐ、発売前に予約受付のために店頭展示機が用意され、カメラ量販店での試聴が可能になりました。音の印象は旧機種(WF-1000XM3)とは異なり、非常に良かったので、すぐに欲しくなりましたが、一点問題が。

それは「バッテリ駆動時間」です。

フルワイヤレスイヤホンは基本的に最大でも4-5時間しか駆動できず、ケースに収納して適宜充電しながら使う、というのが基本的な使い方になりますが、これが嫌だったんですね。

場合によっては、日中はずーっと使用し続ける、というパターンも想定していたので、充電中は「我慢して」外部の音を直接聴くことになりますが、それは嫌。何らかの対策が必要になります。

色々と考えた結論は「フルワイヤレスイヤホンを2組用意して、片方の充電中はもう1組を使うようにする」というものでした。ただ、XF-1000XM4を2セット購入するのは予算的に躊躇するところがあります。

妥協するポイントはいくつかありますが、重視したのは「音」。別途、「音質が良くてもっと安いもの」を用意する必要が出てきました。XF-1000XM4と一緒に使うものとして考えたのは、「中華イヤホン」をワイヤレス化することでした。

ケーブル交換式で値段の割に音の良い手持ちのフルワイヤレスイヤホンをフルワイヤレス化できれば、ある程度使い方に制限はあれど、バッテリ駆動時間の問題は解決できるだろう、という算段です。しかも、イヤホン自体は手持ちのものが流用でき、「ワイヤレス化するアダプタ」だけを購入すれば良い。

ということで、WF-1000XM4と、WF-1000XM4を組み合わせるために買ったものの話に続きます。