SONY WH-1000XM4 LM ミッドナイトブルー

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通常33000-40000円程度の価格帯のWH-1000XM4ですが、限定モデル「ミッドナイトブルー」は25000円程度だったため、「1週間限定」だったはずが半日も経たずに受注終了になってしまったのですが、自分はなんとか確保しました。

この限定モデル、価格が発表されてから数日悩む時間があったんですけど、用途として考えたのは「家の中用のワイヤレスヘッドホン」です。

今年、遅ればせながら、有線イヤホンとウォークマンを持ち歩くのをやめて、「フルワイヤレスイヤホン+iPhone+Apple Music」に移行したんです。

フルワイヤレスイヤホンであるWF-1000XM4は「外出時用」として使っているのですが、音は及第点を超えていて、使い勝手もよく、非常に気に入っています。

一方で、WF-1000XM4を家の中でも使ってしまうと、毎日長時間使用されることになってしまうので、負荷を分散したい。「予備」であるKZ AZ09+KZ ZAXの組み合わせは、通信の安定性が低いため、使用の優先度は低めです。もう1つあるBeats Flexは家の中で音楽を聴くために使うものとして、音質的に許容できません。

なので、WF-1000XM4とは別に、家の中用として、安定して通信できて、音もしっかりしたワイヤレスヘッドホン・イヤホンがあると便利だろう、と考えたわけです。

音については「僕の好み」ではないですけど、「ヘッドホン」のドライバの大きさを生かした低音はしっかり鳴っているし、その低音もブーミーさはない。高音も「うまくまとめてある」って感じがします。AirPods Maxのような「シルキーな上質な音」と比べると、ちょっと格が落ちる印象はありますが、現代のポップスを聴く上で万人が「良い音」と感じるようなものに仕上がってると思います。

装着感については、側圧も適当で、耳を覆うように装着できるため、日中ずっと付けて作業をしていることもあるくらい、良いです。重さは、体調があまり良くないときは若干重たく感じるときもありますが、許容範囲です。この点、AirPods MaxはWH-1000XM4の1.5倍くらい重たいんですよねぇ。

届いてから2週間ちょっと使ってきて、「買ってよかったな」と一番思ったのは、MacBook Pro 14インチとの組み合わせでソファに座って作業したときですね。ソファに座って、MacBook Proとワイヤレスヘッドホンをケーブルレスで繋いで使うの、やりたかったんですよ。

こう使うなら、本当はAirPods Maxがベストなんですけど、やっぱりちょっとお高いのと、「ほぼApple製品で固められているが、全部Apple製品なわけではない」という環境なのがネックでした。AirPodsシリーズのように今実際に使っている機器に簡単に切り替える、というのがうまくいかないときもありますが、Chromebookに繋いだりもするので。

そんなわけで、ある程度妥協の上で、価格に釣られて購入したところもあるWH-1000XM4ですが、かなり気に入っています。良い買い物でした。