フルサイズミラーレスを購入して一ヶ月(α7IV+SEL24105Gレビューに替えて)

Untitled

これまでずっとAPS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラを使ってきたのですが、このたびα7IVとSEL24105Gを購入。今さらですが「フルサイズミラーレスデビュー!」となったわけです。

なお、「レビュー」ではないので貼り付けている写真は一般的に「RAW現像」と呼ばれる処理を行ったものになります。

月並みな感想でAPS-Cとの違いを言えば、

  • カメラとレンズは明確に重たい
  • シャドウを持ち上げ気味になる
  • 画面が広く感じる

といったところでしょうか。

まず、直前までメインで使っていたα6600が503g(バッテリ込み)、SIGMA 18-50mmが290gで合計793gだったのが、α7IVが658g、SEL24105Gが663gで1321gになったわけで、首から下げても、手に持ってもちょっとずっしり来る感じはあります。さらにレンズなどを買い増して、三脚も大きなものに買い替えて、となると荷物全体の重さがどんどん増していくことになります。このあたりは、どこまで耐えられるか、わかりません。

一方で、α6600がAPS-Cでも結構古めのセンサーを搭載していると言われている中、最新のフルサイズセンサーを搭載したα7IVの高感度耐性やシャドウの階調感の差は大きいように思います。APS-Cではシャドウの階調をスパッと落としたかのような現像を強いられていた気もしますが、フルサイズを買って撮りたかったシャドウの感じの写真は撮れるようになった気がします。

Untitled

あとは、α6600と比べてα7IVの方がEVFの倍率が高いことも影響しているかもしれないのですが、同じ場所に行っても少し広い構図で写真を撮るようになった気がします。割と端まで被写体を詰め詰めで撮っていた気がするのが、それよりも若干余裕のある構図になりました。ただ、絞りが絞られていると、そのまま画面内の情報量が増えてしまうこともあり、なかなか難しい。

Untitled

APS-Cで機材や撮り方が固まって2年程経って、写真に撮ることに「飽きた」という印象を受けるようになったこともあり、機材が変わることによる気分その他の変化を楽しむ、というのはフルサイズミラーレスを買った大きな理由の1つでもあります。今のところ、24-105の標準ズームで撮ってるだけですが、フルサイズならではの幅広いレンズの選択肢は楽しんでいきたいところです。

Untitled

これはあるあるだと思うんですが、急に高画質なコンパクトデジカメ(簡単に言うと「GR」)が欲しくなります。APS-Cのミラーレスだと気にならないですが、「一日中首から下げているのはどうなの?」と思ってしまう感じの大きさのような気がして、もう少し小さいのもカバンの中に入れておいた方良いんじゃないか?と思うんですよ。えぇ、確実に何か悪の陰謀に乗せられていると思うのですが。

Untitled

ただ、当分はこれまで使ってきたAPS-Cのシステムと併用になりますので、フルサイズでは重たい、というときにはAPS-Cのカメラで出かけることになると思いますし、2台持ち出すときのサブのシステムはAPS-Cになります。

前のエントリーで書いた横田基地友好祭で望遠側をAPS-Cにしたように、超広角も今のところAPS-Cです。これは画質的に不満も多いので早く買い増ししたいところですが、まずは今後のフルサイズシステムの増強に備えて、防湿庫にある使用頻度の低い機材を減らす(処分する)ことが必要そうです。

防湿庫、今パンパンなので。。。