NATIONAL GEOGRAPHIC トラベル三脚 カーボン ツイストロック 5段 自由雲台付き(NGTR004TCF)

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APS-Cセンサーのシステムから35mmフルサイズセンサーのシステムに移行するにあたって、最も問題になったのが三脚です。

APS-Cでの利用を前提に非常に小さい三脚を愛用していました。

この三脚の良いところは収納時に非常にコンパクトになることです。リュックに横にして入ります。なので、「もしかしたら夜景撮るかも」というときに鞄の底に横にして入れておくことができる、という利点があります。重さはともかく、専有面積がペットボトル+αくらいなんですよ。

ただ、これがフルサイズのカメラを載せると非常に心もとない。風が吹けば揺れが収まらないし、不安定で怖い。

一方で、フルサイズカメラ用に最近購入した三脚は、望遠もなんとか載せられるもの、という目的があったので、パイプの太さ重視、段数と高さを抑えたものになりました。

しっかりしていて、使いやすい三脚です。ただ、電車で運べはするんですが縮長(持ち運ぶときの長さ)が長いので、リュックの横に刺してると結構邪魔。重さはそれほどでもないんですけどね。

なので、SIRUIの三脚とManfrottoの三脚の間の大きさの三脚が必要、という結論になりました。そして購入したのがこれです。

ナショナル・ジオグラフィックのブランドですが、調達にはManfrottoが関わっているようです。中華製のElementシリーズ(ただ、ビッグの後継のElement Miiシリーズはイタリア製)と雲台の意匠が似ています。

なお、サイズ的にはスモールとビックの中間くらいの大きさになります。また、スモールはSIRUI T-005KXとほぼ同じサイズ。

そして、手持ちの三脚を収納状態で並べると下記のような感じ。左から、SIRUI、(今回購入した)ナショナル・ジオグラフィックブランド、Manfrott 190 Go!の順です。

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収納状態ではかなりコンパクトになるのがわかります。

この三脚、カーボンパイプなのに14,000円くらい、Amazonタイムセール時には11,000円程度になる激安三脚です。なので、品質は結構不安だったのですが、ナットロックはプラスチックで、パイプもそれほど質感は良くないし、石突きは緩んでるし(購入したら絶対チェックして締めましょう)、角度調整の金具の動きも安っぽい、値段なりです。

「調達にManfrottoが関わっている」という書き方にしたのはこれが理由で、作り的には安っぽい中華三脚なのですよ。値段も安いですが。

では、三脚の実力はというと、α7IVにSEL24105Gを載せて、工場夜景を撮ってきましたが、作りの印象とは違って普通に使えると思いました。

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3枚目の望遠端での30秒はちょっと怪しいかなぁ、と思ったりもしますが。これはピントかなぁ。

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冬になったらこの三脚を持って工場夜景撮影に出かけたいです。もし気になった方は是非セールのタイミングを待ってご購入を。