Etymotic Research ER-4Sを抵抗入りmmcx変換コネクターで復活させる

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Etymotic ResearchのER-4Sは「高級イヤホン」というカテゴリーの始祖、と言っても良いイヤホンでありまして、発売はなんと1991年、私は2007年9月に購入しています。数年前、後継機のER4SRの発売からしばらく経ってついにディスコンとなりました。

10年以上使っているとケーブルはさすがにボロボロになってしまうのですが、このイヤホン、元から交換用に純正のケーブル新品を購入することが困難でして、仕方なく音の変化を楽しむリケーブル用のケーブルを購入したのでした。

上の記事だと「音は非常に気に入っていて」とか書いてるんですが、その後どんどん嫌いになっていきまして、使用頻度も下がっていきました。

そんなわけで「元のケーブルと音の変化が少ない」とされる、抵抗入りのmmcx端子への変換コネクタと、適当なmmcxケーブルを買ってみました。

購入したのは吉祥寺にあるSmart-Soundというお店が販売している変換コネクタ。

なお、ポータブル向けのER-4P用の変換コネクタも販売しています。基本的にER-4SとER-4P、およびバイノーラル録音用のER-4Bはケーブル内の抵抗による差のみで、スピーカー部分は同じもの、とされていますから、私のER-4Sのスピーカー部分にER-4P用の変換コネクタを付けると、ER-4Pに近い音になるはずです。

変換コネクタの先には適当なmmcxのケーブルを用意します。ちょうどAmazonタイムセール祭の期間だったので、適当にセールになっていたケーブルを購入しました。

また半年後になって言ってるかはわかりませんが、前のPallete8のケーブルと比べると音のキンキン度合いが抑えられており、個人的には良い感じになりました。素のER-4Sと比べると、ケーブルの影響か若干解像感が強調されている印象もある(銀メッキだし)ので、こちらはいくつか買ってみて、良い塩梅のものを探すのも良いかもしれません。

長く使っているイヤホンとしては、SONYのMDR-EX800STも付属していたケーブルの端子部のメッキが曇っていて、ちょっと音に悪い影響が出ていそうです。このイヤホンのケーブルとの接続はネジ式の独自コネクタなんですけど、これもmmcxとの変換コネクタが売ってるんですよねぇ。

将来的なバランス対応も考慮して、こちらもリケーブルしようかなぁ。