今更ですが、写真管理のワークフローを思いっきり変えて、Adobe Lightroomも使い始めました。
以前は、撮った写真はとにかくまずEye-fiを通じてFlickrにアップロードされるというワークフローで、なおかつ、写真はメインで使用しているMacBook Proではなく、サブPC扱いのWindowsデスクトップPCにアップロードされる設定にしていました。そのため、取り込んですぐに写真の現像をする、というのができない状態でした。
旧来のEye-fiサービスが終了したのをきっかけに、このワークフローを変更。下記の2つに分離しました。
- そのままFlickrにアップロードしたい写真はEye-Fiカードを刺して撮影、Eye-Fi X2 UtilityでMacBook Proに転送したあと、Flickr Uploadrで自動アップロード
- 編集したい写真は通常のSDカードで撮影してメモリーカードリーダーで取り込み、Lightroomで選別・編集したあとでアップロード
まず、そのままFlickrにアップロードしてしまうのは、日常の写真や妻が撮影した写真などです。妻はデジカメとiPhoneの連携をFlickr経由で行っているため、とにかく撮ったものを全部Flickrにアップロードして、その中から選ぶわけです。
一方で、自分が色々と試しながら撮ったりしていると、似たような写真がたくさんアップロードされてしまうことになるので、これとは別に、通常のメモリーカードで撮ってPCに取り込み、Lightroomを経由したあとでFlickrなどにアップロードするフローを追加した、という感じです。
そのLightroomですが、とりあえずカタログファイルは1年ごとに作成することにしました。
使ってみると、現像(編集)という意味では結構なんでもできてしまうLightroom。今のところ、できることを色々と試している段階。写真を見るときに、どうしても「ここを超えたらもう写真じゃない」という感覚になることがありますが、一部分だけ露出やホワイトバランスをいじったり、みたいなことも試しています。
夜景はとりあえず空を青くしたり、地味なところを明るく持ち上げたり。
「あとからなんでもできてしまう」ことに対しては、どちらかというと否定的なイメージを持ちがちでしたが、今はちょっと変わって「自分が写真をもっと楽しむために現像をするんだ」という考えになっています。
一応家族持ちですから、「今日は空がキレイだ!とにかく撮影に行くぞ!」というわけには必ずしも行かないわけで、ちょっと曇ってる中撮った写真もできれば救いたい、と考えるのは、まあ仕方のないことかなぁ、と。
また、日常のスナップでも「ちょっと良い瞬間を撮れた」というのはあるわけですが、せっかくなのでもう少し演出を付加したい、という欲求も少し出てきていました。
これまでの「なるべく撮って出しで良いものを撮る」というのとは、少し違う感じではありますが、あとから腕やチャンスの数の差を多少なりとも埋められることで、より写真を撮ることを楽しむことができるのではないか、と思っています。曇ってたら空が白いからどう頑張っても、、、というのは寂しいですから。
やり過ぎでも良い、と思いながら今はやっていますが、このあたりは、そのうち良いところに落ち着くと良いなぁ。