REGZA 42Z3500のニッチな機能の完成度

どこのメーカーの液晶テレビにも上位モデルになると必ず二画面モードというのがある。画面を半分に分けて、それぞれで別のソースを表示することができる。

…。

Z3500にも当然二画面モードはあるのだが、結構制限が厳しい。いろいろ試してみたところ、以下のような制限があるようだ。

  • 録画機能と二画面表示機能が同時に使えない

録画がはじまると二画面表示機能は使用不可になる。録画機能は便利ですが、録画機能は結構マシンパワーを喰うのか、録画機能が動いてるときの制限はかなり厳しい。録画中はブラウザも動かないし。

  • 2つの外部入力を並べることができない

放送2ch同時表示、もしくは放送1chと外部入力1系統の組み合わせは可。ゲーム機でゲームしながら横でPCで攻略サイト表示、みたいなことはできない。メーカーによってはHDMIコンポーネントの同時表示ができるところもあるらしい。

  • 二画面表示機能ではスピーカーは片方の画面の音しか出せない

副画面をイヤホンから出すことができる。そのため、別途アンプやスピーカーを用意すれば一応2つのソースの音を聴くことはできる。これを試してみたのだけど、自分が気になる方の映像の音声をちゃんと聞き分けられるものだ。なのでミキシングやステレオの片方ずつに割り振ることもできて欲しい気もする。

480i/pが必ず4:3で出力されるのでWiiとかが微妙な表示になる。720pや1080pは正しくワイドで表示される。

…。

全体的な印象として、あんまり使う人がいない機能と思われているのか、作り込みが甘い、もしくはコストダウンの対象にされてる印象。

僕は結構使ってるんだけど、普通の人ってあんまり使わないんだろうねぇ。