PCのメインブラウザをFirefoxからVivaldiへ移行した

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Macを使い始めたくらいからPCのメインブラウザはFirefoxを使ってきました。その理由としては次の3つが挙げられます。

  • MacWindowsの両方で使えて、設定の互換性が高い
  • 環境の移行が簡単(プロファイルフォルダをコピるだけ)
  • カスタマイズの自由度が高い

ただ、ここ最近は不満が溜まっていて、特に次の2つが我慢できないレベルに達していました。

  • リフレッシュをして、アドオンを減らした状態でも、しばらく使っていると非常に重くなる
  • 5秒以上操作不能で止まるなど、割と実用に耐えないレベルの重さ
  • Retinaディスプレイを含むマルチディスプレイ環境への対応に問題がある
  • ダウンロード方法の選択画面が別ディスプレイに行くと、文字のサイズがおかしくなる
  • YouTubeで全画面再生して、全画面をやめるとウインドウサイズがおかしくなる

代替のブラウザとして、Google Chromeを考えたことがあったのですが、カスタマイズしてみてもどうもしっくりこない。そんな中で知ったのがVivaldi Browser。

このVivaldi Browserですが、Opera SoftwearのCEOだった人が設立したVivaldi Technologiesによって開発されている、Google Chromeと同じBlinkベースのWebブラウザ。基本的なアドオンはGoogle Chromeのものが流用できるほか、

  • 標準でタブの挙動やキーバインドのカスタマイズが行える
  • ブラウザジェスチャがOperaベースである

といったところが、Google Chromeに対する自分の不満を見事に解消してくれて、Tab Mix PluxやFire Gesturesやキーコンフィグのアドオンを使って行っていたカスタマイズのほとんどをカバーしてくれています。若干、Firefoxを使っていたときと異なる挙動がありますが、それは我慢できるレベル。

環境の移行について、他のブラウザからのブックマークや履歴のインポートは問題なく行えます。また、一度作ったカスタマイズやブックマークの他PCへの移動はそれほど難しくありません。パスワードについてはPCごとに暗号化されるため、簡単にはできません。検索すると手順が出てくるのですが、手元の環境ではうまく行かず、諦めました。

自分のFirefoxからVivaldiへの移行がうまくいったことが、これを読んでる全てのFirefoxユーザに適用できるかどうかはわかりませんが、不満のあるFirefoxユーザの方は、一度移行を検討してみてはいかがでしょうか。