MacBook Pro(14インチ、2021)〜旧MacBook Proからの環境移行について

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Macの場合、「移行アシスタント」というツールが用意されており、iPhoneに近い手軽さで新しいMacに環境を移行することができます。

買い替えたのをきっかけにゼロから環境を構築する人も少なくないのですが、自分はアプリも含めて移行することが多いです。面倒なので。

ただ、今回の場合、前に使っていた2018年モデルの15インチMacBook ProIntelアーキテクチャですので、アプリを移行してIntelアーキテクチャ向けのバイナリが動いてしまうことを避けるためにアプリは転送せず、ユーザデータと「システムとネットワーク」のみ転送し、アプリはApple Silicon版を一つずつインストールすることにしました。

「移行アシスタント」の転送手段はバックアップ(TimeMachineのUSB HDDなど)やLANなど、結構選択肢があるのですが、今回は古いMacBook Proと新しいMacBook ProをThunderbolt3で接続して行いました。

ちゃんとしたThunderbolt3ケーブルが手元になかったのでUSB 3.1 Gen2のケーブルで代用したものの、700MB/s以上のビックリするような速度で転送され(頭の写真参照)、数十分のオーダーで転送が完了。

Macの場合、Windowsの「レジストリ」との違いとして、設定がテキストベースのデータフォーマットになっていることが多いからか、ユーザデータを転送してアプリを別途インストールして起動すると、何の設定もなしでほとんどのアプリが前のMacBook Proと同じように動作します。

転送の早さと上記のような特性から、環境のセットアップは1時間程度で終わってしまいました。自分はあまり変なアプリを普段から使っていないのもありますが、IntelからARMへの移行がこんなに簡単に終わってしまうとは思いませんでしたね。