EvernoteからOneNoteに移行を目指していく

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2010年にサービスがはじまったメモ・ドキュメント管理サービスであるEvernote

フリーミアム」という言葉の代名詞となったサービスですが、その後はフリーミアムのビジネスモデルの崩壊をそのまま体現するようなサービスになり、徐々に既存ユーザーからお金を搾り取り、新規ユーザーの獲得に積極的ではない(=無料サービスの機能を少しずつ絞っていく)感じになっていきました。

現在、Evernote無料版の制限で厳しいのは共有できるデバイスの数が2台に制限されること。自分の場合、メインのMacBook ProiPhoneで既に2台。他にiPad mini5、予備のMacやデスクトップのWindows PC、、、と色々と同期させたいデバイスがあるので、無料版では足りません。

これまで、有料プランを払ってきたんですが、有料プランの利点であるデータ転送量や1つのノートのサイズ制限は、共有したいのは主にテキストデータなのであまり魅力を感じておらず、ほぼ共有できるデバイスの台数制限を外すためにお金を払ってきたのが正直なところ。

ちょうど年間契約が切れたのでデータを含めた他のサービスへの移行を検討した結果、移行ツールも用意されているMicrosoftOneNoteへ移行を考えてみることにしました。

移行ツールのOneNote ImporterはPreviewながらWindows/Macの両方が用意されているので、Mac版をダウンロードして移行を試してみることにしました。

一応、10年近く適当にテキストをメモしたりWebクリップをしてきた結果、Evernoteのノート数は3700程度あり、移行は半日仕事。さらに、3700も(OneNoteの)ページがあるとiOS版アプリでは非常に不安定でまともに使えません。このあたり、EvernoteiOS版ではこういうことはほぼなかったことを考えると、アプリの完成度については差がありますが、Microsoft系のアプリにはありがちな気がしなくもありません。

なので、結局、参照する回数が多いページを新しいノートブックに移動してiOSアプリからも参照し、Evernoteから移行したほとんどのページは別のノートブックに分けてバックアップ用としてPCアプリで開く、という運用をしていくことにしました。

なんか本末転倒な気もしなくもないですが、Evernoteのデータは整理もされていなくて溜まっていく一方だったので、一旦リセットして古いデータを少しずつ整理し、必要なデータを拾ったりしていこうと思います。