我が家にやってきてそろそろ9年を超えるThinkPad X220。
普通はもうゴミと言われても仕方ないスペックですが、下記のような事情でまだ使っています。
- バッテリが取り外し可能で、まだ交換バッテリを入手できる状態だったので互換の9セルバッテリを買った
- SandyBridge搭載でメモリも16GB積んであるのでWebやテキスト系処理ならそれなりに動く(Sandyで十分おじさん)
- 最後の7列キーボードのThinkPadなので、キーボードの使い心地は良い
- 分解しやすいのでいじりやすい(いじっていて楽しい)
内蔵無線LANカードをBroadcom製チップ搭載のDELLのDW1510に交換して、改造BIOSに書き換えて「夢を見ていた」のですが、そっちのOSのバージョンがあまり上げられず、動かないアプリが増えてきたのでWindows 10に戻してみることにしました。
元から入っていた内蔵無線LANカードに戻すのは面倒くさいので、SSDだけ最近入手した500GBのSATA HDDに交換し、メディア作成ツールで作ったUSBメモリからクリーンインストール。
その後はLenovoのSystem Updateアプリをインストールして基本的なドライバをアップデート。
- Lenovo システム アップデート Windows 11, 10 & 7 (32bit, 64bit) - デスクトップ, ノートブック, ワークステーション - Lenovo Support JP
ただ、交換した無線LANカード(これはOS標準のドライバがあたった)とTrackPointの動作が不安定。そもそもがWindows 7世代のPCなので、ドライバの動作確認などがしっかり行われていない感じ。トライアンドエラーの結果、下記で解決。
- 無線LANカードはWindows 7用のバージョン番号の一番新しいドライバをインストール
- TrackPointのドライバは最新のWindows10用ではなく、敢えて古いWindows 8用のドライバをインストール
セットアップのアプリインストールには「Windows Package Manager(winget)」を使ってみたんですが、Vivaldi、Google日本語入力、Google Chromeなどの普段使うアプリがコマンド一発でダウンロードとインストーラー起動までできて、結構ラクできました。良いですねコレ。
最新PCと比べれば引っかかるところもありますが、普段使いでは割と快適に動作するので、Twitterやテキスト用に使っていければと思います。