もしくは、値上がり前にGRIIIxを買わなかった言い訳。
APS-Cのミラーレスカメラをメインで使っていた頃は、写真を撮るわけではない外出でも、休日ならばとりあえずメインカメラ(α6600+SEL18135)をカバンに入れて外出していた。
ただ、これが今のメインカメラであるα7IV+SEL24105Gになるとちょっと話が変わってきて、シチュエーションによっては抵抗感が出てくる。
なので、もう少し軽いカメラを模索してみる。
まずはα7IVでレンズを小さくしてみるのはどうか?オートフォーカス対応の軽いレンズがないので単焦点のオールドレンズでスナップしてみた。
悪くはないけど、画角が変えられないことに不満が出る。ズームがほしい。単焦点だけじゃツライ、ということはGRIIIやGRIIIxを買っても同じような不満が出る、ということである。
ただ、味のある単焦点レンズを組み合わせれば、画角の不満を超えた満足が得られるかもしれない。それでも、レンズが小さくなってもα7IVが大柄なのはどうしようも出来ない。このあたりは、もう少し古い世代のα7シリーズやα7Cがあったほうが良さそうだ。
そうなると以前のメインカメラであるα6600(もしくはα6300)+SEL18135を持って出るのはどうだろう、ということになる。
フルサイズに比べればセンサーサイズが小さいことによる高感度などの問題はあるが、何年もメインカメラとして使ってきた相棒である。非常にしっくり来る。画質面もサイズを考れば充分だ。
一方でこれを書くために写真を選んでみると、レンズの特性などが写真の撮り方と現像のやり方に大きくを影響を与えている印象はある。画角が近い写真を見ても、同じ仕上がりにはならない(しない)。ここは本来積極的に変化を楽しむのが正しい態度なのかもしれないし、そうなればGRシリーズも選択肢に入るだろう。
この「旧メインカメラ」に問題があるとすれば、現行のα6400+SEL18135は14万円くらいするので、このシステムを維持し続けようとするとそのうちGRIIIシリーズと同じくらいお金がかかる、ということである。
今のAPS-Cのボディを買い替えるか、全部処分するかを考えるのはもう少し先の話なので、とりあえずは荷物を軽くしたいときは以前のメインカメラを持って出ることにする。
ただ、もっと気軽に、近所の買い物を含めていつも持ち歩くなら、本当はもう少し安いカメラが良いなぁ、という気もする。もう少し安くするとスマホとの差、もしくは優位性がなくなっていくのかもしれないけど。