SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporaryについて

Untitled

カメラ関係のTwitterでは、大体月に1回くらいは「機材マウント」的な出来事が発生しています。

そういうのって、別に誰かから直接言われるわけではないけれど、心のどこかに降り積もっていくもので、ちょうどα7IVが発表されるタイミングだったこともあり、「あーもううるせぇな、フルサイズ買えばいいんだろこのクソが!」くらいの気分になっていました。

いやもう、割とマジで。

α7IV自体は正しい進化です。α7IIIと比較すると6-7万円程度値段が上がりそうなのですが、α7IIIって割と「枯れたデバイス」で構成されていたように見える一方で、α7IVは「2021年のスタンダード機」として動画対応フォーマットなどの面で最新スマートフォンにある程度対抗しうるものを作ろうとしている印象があり、そうなると、どうしてもこれくらいの値段になってしまう、ということではないかと思います。

ただ、半導体調達の影響からか、とりあえず、海外でも最速12月。日本国内向けには年内に出なさそうな感じです。ですので、「結論は出さずに先延ばし」というのが良さそうです。

その一方、10/19にSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporaryが発表されました。タムロンAPS-C向けのズームレンズを何本か発売していますが、SIGMAもやっと1本。

タイミングが悪かったのか、「カメラ好き」には全く刺さらなかったのか、全然話題になってないのですが、良いじゃないですか。これこそ、僕が本当に欲しかったものですよ。

普段SEL18135を持ち歩いている理由は「小さくて便利で割と良く写るから」です。

特に予定を立てずに出掛けて撮り歩くにはカメラは軽い方が良いし、予定も立ててないので行ってみたらそれなりの望遠があって良かった、なんてこともあります。そんな計画性のない撮影には、コンパクトで写りの良い便利ズームは最適です。

ただ、SEL18135は撮影倍率自体はそれなりに高いものの、物理的に寄れないので、室内とかだと困るんですよねえ。あと、コンパクトとはいえ、レンズの物理的な長さはそれなりにあるし。

SIGMAの18-50mmはだいぶ寄れるようですし、レンズも明るいのでボケの面でも人を撮るときに便利そうです。そして、何より信じられないくらいコンパクト。軽くて短い!

スナップを撮るときって、初めて行く場所の場合は全体を写したくなるので、画角に大きく変化を付けられたり、被写界深度が深い方が嬉しいのですが、慣れた環境だったりすると、近くの気になったものにクローズアップしたくなる感じがします。一方で単焦点だと撮れるものが少なくなってしまうので、個人的にはつまらない。

そんな感じで、買い増ししても使い分けられるんじゃないかなぁ、と期待しています。SEL18135を「望遠レンズ」と考えて、α6600+SIGMA 18-50 F2.8とα6300+SEL18135ってのもありかもしれません。APS-C Eマウントユーザとしては、あとは超広角ですよねぇ。SEL1018と画角と明るさ、サイズ感は同等で良い(手ブレ補正は欲しい)のでもう少し画質が良くならないものでしょうか。