ARCHISS ProgessTouch RETRO TINY(日本語配列、Cherry MX赤軸)

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会社用にREALFORCEをゲットして職場のキーボード問題も解決、もうキーボードに思い悩むこともない、はずなのですが、近所のリサイクルショップで見つけて、つい買ってしまいました。

カニカルタイプのキーボード、ARCHISS ProgessTouch RETRO TINYの赤軸モデルです。

一時期ちょっと気になっていたキーボードなんですよねぇ。そして、重要なのがキースイッチ、このProgressTouchシリーズはCherry製のキースイッチのうち6種類から選べるんですが、これは荷重45gでクリック感のないリニアタイプの赤軸のもの。 REALFORCEもそうですが、僕は荷重45gのキーボードが好きなのです。

他のスイッチだったら買わなかったんだけどなぁ。

キーの配置が結構特殊ですが、大きさをベースとした分類では「65%キーボード」と呼ばれるタイプになります。Happy Hacking Keyboardが60%で、これに一部ファンクションキーが別の島に配置されているのが65%キーボード。

その結果、カーソルキーが変な位置に行っちゃうのが問題で、これに慣れられるかが不安で新品で買うのはやめたんですけど、安かったので買ってしまった。あと、スペースキーも結構長い方です。短い方が好きなんですが。

安かったといえば、付属品がケーブルだけでした。裏にディップスイッチが付いていて、その動作に合わせて交換用のキーキャップが付属するモデルなのですが、全く付いていませんでした。そして、初期状態とはキーキャップが入れ替えてあって、左下はALTが2つ並んでます。不良品のキーボードみたいです。まあ、このあたりの特殊キーは今も表記と違う設定で使っているキーボードがあって、違和感を感じないので気にしないことにしました。

最初キーを打っていて違和感があったのですが、キーを外してみると静音リングが付いてました。底付き感があって好きじゃないので、キーキャップを全部外してリングは廃棄、キーキャップは中性洗剤で軽く掃除。使用感は結構あって、テカってるキーがありました。

キータッチについて言うと、赤軸自体ははじめてなものの過去に茶軸と黒軸は使っていたことがあって、「Cherry純正のメカニカルスイッチってこんな感じだったなぁ」という印象です。REALFORCEや最近の高級キーボードのスイッチ(Gateronの高いタイプなど)って、ほとんどグラつかずキーが入っていく感じがあるんですけど、Cherry純正のスイッチって結構ぐらつく印象があります。

その結果、5000円くらいのメカニカルキーボードだと中国製の安いスイッチのものが多く、Cherry純正のスイッチを使ったキーボードが1万円を超える一方、3万円以上になるとまた中国メーカー製の高級スイッチ(Gateron Pro)とかになるんですよね。

なので、キースイッチの品位という点では実は「中くらい」な印象があるのがCherry。とはいえ、以前購入した新品4000円の中華キーボードよりはずっと高品質で、良い感じ。

配列や長いスペースキーについてはこれを書くために使っていたら慣れてきました。さて、どこで使おうかなぁ。