BootCampとVMWareFusion

BootCampのパーティションをそのままVMWareFuisonにアクセスして利用する場合にはOSのライセンスは1つでOKなんですね。2つ用意するとお金もかかりますし、環境を2つ維持する手間もある(ソフトウェアインストールが一回で済む)。HDD容量の節約にもなる。

VMWareFusionは基本的に非常に優秀なのでBootCampを使ってネイティブのパフォーマンスが必要になるということはほとんどないと思うし、環境のバックアップも取りにくくなりますが、いざというときのためにはこの構成も悪くない。

やり方としては、まずBootCampでOSを入れ普通にライセンス認証を通し、VMWareFusionからBootCampパーティションを起動させます。そうすると認証にひっかかるので電話です。オペレータに正直に「MacでBootCampのパーティションをVMWareFusionから利用したい」と言えば新しいIDを発行してくれます。ライセンス的に合法なので正直に言えばOKです。

…。

XPのアクティベーションの仕組みっていまいちわからないんですが、BootCampとVMWareFusionってOSに見えるハードウェア構成が異なるので、起動するたびに構成が変わってることになるはずなんですよ。

その点とアクティベーションの手順を見ると、

  • アクティベーションのチェックはハードウェアの構成が変更された回数を見ている
    • おそらく詳細なハードウェア構成をMSは知らない、もしくは電話認証には利用しない
  • OS内部ではハードウェアの変更履歴を記憶している
    • 前に使っていたハードウェアならば「ハードウェアの構成が変更された回数」は増えない

という感じなのでしょうか。

…。

MSの電話認証って自作な人しかほとんど使ったことないでしょうけど、携帯からでもフリーダイヤルだし、真夜中でもオペレータは出るし、そんなに億劫になるべきものじゃないですよね。ただ、ライセンスの内容や仕組みを知ってないとダメですが。