VAIO Wの実機をソニービルで見てきた。

ボディサイズと比較すると小さめなキーボードですが、同じキーボードを使っているVAIO type Pのキーボードが好きだったので、僕は打ちやすいと思いました。キーピッチ、キータッチのどちらもtype Pとほとんど一緒なので、type PのキーボードをさわってOKだと思った人は大丈夫だと思います。

タッチパッドは大きく、標準的な窪み方をしているので違和感なく使えると思います。タッチパッドのボタンは押した感じがちょっと安っぽく感じましたが、大きさなどは問題ないと思います。

WXGAの液晶は普通です。縦の解像度も充分で「本来こうあるべきだよね」と思いました。触った感じは良いです。VAIOの特別感は少ないけど、無難によくできたミニノートだと思います。

気になるのは高めの値段設定と下に大きく出っ張ると言われている大容量バッテリでしょうか。あの大容量バッテリは鞄にしまうとき絶対邪魔だと思うんだけど、どうしてあーなっちゃったんだろう?

ただ、噂によるとWXGA解像度は既に解禁になっているようなので、VAIO Wの発売と前後してWXGA液晶+Atom Nシリーズという組み合わせのモデルが各社から発表・発売されることが予想されます。VAIO Wが発売1ヶ月前に発表になったのは、他社と違って純粋なネットブックに参入しておらず、WSVGAモデルの在庫がないソニーだから出来た、ということなのかも。他の会社からも出るなら、わざわざVAIO Wを買う必用はないかもしれませんね。