突然発表になったSEL70300Gですが、同時に発表になったSEL50F18Fと同様に、既にソニービルで展示が開始されており、自分のボディに取り付けての試用およびデータの持ち帰りが可能になっています。
α6300を持って触りに行ってきました。ちなみに、SEL50F18Fは触り忘れました。
なお、三脚座がないことが一部で話題になったりしていましたが、Eマウントということもあり、ボディサイズも含めた全体としてはそれほど長くもないですし、α6300との組み合わせではフロントヘビーでたわむような感じも当然ないので、なくても問題ないと思います。
普段望遠を使い慣れていないこともあり、どこを確認すべきか、あまりわかっていない感じはあったのですが、触った感想としては以下の様な感じ。
- 画質面では問題なさそう
- 手振れ補正の効きは普通である
- フォーカスリングの位置が気になる
順に行きます。
まず、画質については、上から70mm、105mm近辺、200mm近辺、300mmでの撮影画像(ボディはα6300)を貼っておきます。クリエイティブスタイルをVividにして撮ってしまったため、過度に色彩が強調されてしまっていますので、その点はご了承ください。
300mmの後ろボケは、ちょっと主張する感じもありますが、解像感についてはとりあえず問題なさそう。
近接撮影については、望遠側で限界まで近づくと、ここまで大きく撮影できます。
花びらの手前にピントが合っているのは、望遠に慣れてない証拠ですね。。。
画質面では大丈夫そうですが、手振れ補正については、CP+でオリンパスの300mm F4を触ったときのような、凄まじい効き方は当然しなかったです。フルサイズ対応の望遠ズームですから、レンズをそれほど大きく動かせるわけでもないでしょうし、このクラスとしては平均的な手ぶれ補正性能なのではないでしょうか。
最後に気になったことが一点。このSEL70300Gはフォーカスリングが、ズームリングよりも手前にあります。普段使っているSEL1670Zもそうですが、Eマウントのズームレンズではフォーカスリングがズームリングよりも奥にあるのが普通なので、短時間の試用では慣れませんでした。リングが細く、操作の感じもあまり良くないのも、値段を考えると寂しいかもしれない。
他のマウントも含めたライバルと比較してどうか、という点は、この際あまり気にしないことにして、画質面では期待通りの性能ではありそうです。