本日発売となりましたiPhone XRですが、店頭の展示機を触ってきました。
量販店内のAppleショップにて左からiPhone XS、iPhone XR、iPhone XS Maxです。段差のあるところにおいてしまったので、iPhone XS Maxだけ少し低い位置にあって小さく見えています。
まずは外観についての印象。
カラーバリエーションは行ったお店にはレッド、ブルー、ホワイト、ブラック、見たかったコーラルとイエローは見られず。全体的には、想像していたよりは淡い感じの色合いにも感じました。ボディはiPhone 8/8 Plusの質感でそのままカラーが増えた感じですが、どうもフレームのカーブが美しくないし、ディスプレイの縁のRとのつながりも良くなくて、少し野暮ったい印象を受けました。
次にサイズについて。
実のところ、「カメラさえ妥協できればiPhone XS Maxじゃなくて、XRでも良かったんじゃないか。」と思っていたんです。
XS Maxの「大きな画面」に惹かれたので、XSよりも画面が大きいXRでも良いのではないか、サイズ感的にはiPhone XRはXSよりもXS Maxに近いのではないか、そんなふうに思っていたんですが、実際に触ってみるとサイズはXS MaxよりもXSに近い印象を受けました。なので、自分の場合は「XS Maxで正解だった」と確認できました。
XRは質感的にはXS/XS Maxと比べると安っぽい印象はありますし、近年のiPhoneの中では厚みがあり、ちょっとスマートさにかけますが、iPhone XSと比べて2万5000円ほど安いことを考えると、「iPhone XRとiPhone XSを比較してXRを選ぶ」というパターンが多く見られるのではないかと思います。
iPhone XS Maxは「大きなハイエンド」としての価値を感じる一方で、iPhone XSは「それほどコンパクトではないし、相対的に値段も高い」と受け取られるのではないでしょうか。
事前に端末を入手してレビューを行っていたジャーナリストの方々の記事の「ステマっぽさ」にかなり違和感を感じたのは事実ですが、「本命はXR」というのは確かにその通りだと思います。「野暮ったい」と書いたフレームあたりも、ケース付ければ隠れちゃうしね。