フォトキナで発表された、SIGMAのAPS-C Eマウント/マイクロフォーサーズ用の大口径単焦点レンズ「56mm F1.4 DC DN Contemporary」の発売日が11月22日に決定しました。
30mm F1.4 DC DN Contemporary、16mm F1.4 DC DN Contemporaryに続くシリーズ3本目で、これで一旦「完成」という形になるようです。定価は57000円税別で16mm F1.4 DC DNと同じ、実売価格は予約を受け付けている店舗を見ると44000円程度からのスタートとなっています。
APS-C Eマウントでは84mm相当となり、単焦点レンズのラインナップがショボいAPS-C Eマウントユーザとしては待望のレンズ。なんか、30mmや16mmのときも同じことが言われていた気もしますが、今回は欲しい気持ちが以前の2本よりも高いです。ポートレート用として定番の85mmに近いのがいいですね。
Eマウントの中望遠レンズというと純正のSEL50F18(無印)があって、「神レンズ」と呼ばれたりしていて持ってはいるんですが、もうちょっと長いのが良いなぁ、と感じることもあります。背景を圧縮する、という点での物足りなさを感じます。そんなわけで、換算75mm相当と84mm相当の違いって、使用する上では結構あるんじゃないかと思います。
SEL50F18(作例↓)と
Helios 44M-7 58mm f2(作例↓)の違い。
わかりますかね。わからないですかね。
画質については30mm、16mmともに評価は高いですので、その点で心配は無用でしょう。
早期購入特典として、DC DN Contemporaryシリーズ3本を収納できる特製ケースがプレゼントされるとのこと。
これもフォトキナで参考展示されていたやつですね。3本、それぞれに合わせた仕切りがついていて、それは縫い付けられているようなので、使い勝手的にはあまりよくなさそうですが。
発売日購入にこだわるつもりは今のところないので、発売が近づいて出てくるレビューを気にしつつ購入を検討しようと思います。