DNRH-001にDebian EtchをPXEネットワークブートしてインストール

はじめてのPXEブートによるネットワークインストール。

サーバ側はWindows PCという前提で進めます。ちゃんとマニュアル読まずやってるのでつっこみどころはありそうですが。

BIOSの設定

電源オン時にDELキーを押しっぱなしにするとBIOSメニューに入ります。HDDよりもLANを先に起動するように設定し、Onboard Lan Boot ROMという設定をEnableに。

LANケーブルをLAN2に刺す

PXEブートで使えるのはLAN2です。内部的にはLAN2の方が優先されるらしく、LinuxはLAN2の方をeth0として認識するようです。Rhine-IIIと出る方がLAN2で、Rhine-IIと出る方がLAN1です。

TFTPD32のWindowsマシンへのインストールと設定

WindowsでPXEネットワークブート用サーバの設定 - TFTPD32 - Palm84 某所の日記を参考にTFTPD32をインストール・設定。

気をつけることは、

  • IP pool starting addressはTFTPD32を動かすマシンと同じネットワークで、ルータが配るDHCPアドレスを被らなければよい
    • 違うネットワーク(例えばネットマスクが255.255.255.0、TFTPD32を動かすマシンが192.168.1.40で、IP pool starting addressの値が192.168.2.1とか)はダメ
    • IP pool starting addressはルータのDHCPで使う範囲から外れていればよい
      • ルータが192.168.1.2から40個配る設定になっていたらIP pool starting addressは192.168.1.50とかにしておけばOK
  • 基本ですがWindowsファイアウォールの設定
    • TFTPD32が例外に入っているか
  • 今回の場合、ブートイメージ以外は外のftpサーバに取りに行くのでデフォルトゲートウェイ設定必須

という感じ。リンク先のようにルータのDHCPを切ることはmustではないです。

debianのページからnetboot.tar.gzをダウンロードして展開

注意事項は、

  • ./debian-installer/i386にあるpxelinux.0とpxelinux.cfgフォルダを./に移動させ、./に当たる部分をTFTPDのCurrentDirectoryに設定
    • pxelinux.cfg内のdefaultファイルがそう配置することを前提に書かれているため

です。

これで設定は終了。うまくいってればdebianインストーラが起動するはずです。

あとは画面の指示通りに

まだ途中。続く。なんか、linux-image-2.6-686を取得とかしてるなぁ、大丈夫かな。

インストール終了。

Onboard Lan Boot ROM設定をDiableにして…ちゃんと起動しました。