サーバ側はWindows PCという前提で進めます。ちゃんとマニュアル読まずやってるのでつっこみどころはありそうですが。
BIOSの設定
電源オン時にDELキーを押しっぱなしにするとBIOSメニューに入ります。HDDよりもLANを先に起動するように設定し、Onboard Lan Boot ROMという設定をEnableに。
LANケーブルをLAN2に刺す
PXEブートで使えるのはLAN2です。内部的にはLAN2の方が優先されるらしく、LinuxはLAN2の方をeth0として認識するようです。Rhine-IIIと出る方がLAN2で、Rhine-IIと出る方がLAN1です。
TFTPD32のWindowsマシンへのインストールと設定
WindowsでPXEネットワークブート用サーバの設定 - TFTPD32 - Palm84 某所の日記を参考にTFTPD32をインストール・設定。
気をつけることは、
- IP pool starting addressはTFTPD32を動かすマシンと同じネットワークで、ルータが配るDHCPアドレスを被らなければよい
- 違うネットワーク(例えばネットマスクが255.255.255.0、TFTPD32を動かすマシンが192.168.1.40で、IP pool starting addressの値が192.168.2.1とか)はダメ
- IP pool starting addressはルータのDHCPで使う範囲から外れていればよい
- ルータが192.168.1.2から40個配る設定になっていたらIP pool starting addressは192.168.1.50とかにしておけばOK
- 基本ですがWindowsファイアウォールの設定
- TFTPD32が例外に入っているか
- 今回の場合、ブートイメージ以外は外のftpサーバに取りに行くのでデフォルトゲートウェイ設定必須
という感じ。リンク先のようにルータのDHCPを切ることはmustではないです。