Wi-Fi 6対応ルータTP-Link Archer AX73

Untitled

昨日の最後に「勢いで余計な買い物するな」って書いた気もしますが、下記のリストのうち1個目を購入。

Wi-Fi 6対応のルータTP-Link Archer AX73です。

たまたま寄ったヨドバシの店頭限定特価で約12000円の10%ポイント還元。「これは安い」というわけでそのままお持ち帰り(箱が大きくて面倒だったけど)。

下記のBuffaloからの買い替えになります。

Wi-Fi 6対応のルータには「トライバンド」という、2.4GHz帯に加えて5GHz帯を2つ利用可能で、有線の10ギガビットイーサを搭載するようなハイエンドモデルもありますが、予算が3万円以上必要になるのと、どうせインターネットはマンション内がVDSLでLANから出たら上限100Mbpsになるし、設置場所も間取り上ほぼ部屋の中心なので強力な無線アンテナも不要。

いつも通り、1万円台前半の、デュアルバンド(5GHzと2.4GHz帯がそれぞれ1つずつ利用可能なもの)、ギガビットイーサのモデルから選択。

これまでWi-Fiルータを購入しても、ルータはNTTからレンタルしているものをそのまま使ってきたので、あくまで「アクセスポイント」としての利用だったのですが、今回は設定を変えてこのAX73をルータとしても使っています。

現状、フレッツ光ではPPPoE接続よりもIPoE接続の方が通信速度が速いと言われており、これに対応するためにレンタルのルータを交換してもらっていたのですが、有線LANで接続した機器でも、パケットが詰まるような「引っ掛かり(通信速度上は問題なさそうだが、たまに秒単位で待たされる)」を感じることが多くあり、その原因がレンタルのルータであると疑っていました。

IPoE接続は日本独自の方式ですが、TP-Linkは海外のメーカーにも関わらずAX73はこのIPoEに対応しているので、レンタルのルータは「ひかり電話」用ということにして、AX73をルータとしてLANを組むように接続を変更。結果、気になっていた「引っ掛かり」はほぼ解消されている印象です。

Wi-Fi 6対応のルータとしては各社から出ていますが、BuffaloやNECの同価格帯と比較してAX73を選択したのは、安定性の面でネガティブなレビュー・コメントが少ないと感じたことがあります。

AX73のYouTubeやブログのレビュー記事は機材提供されたものが多いので、コメントの信憑性も若干疑わしいところがありますが、Amazonkakaku.comの口コミでは「V6プラスで使うと便利な機能が使えなくなるのは不満だが安定している」という内容の、割とリアリティのあるコメントが見られます。

また、筐体が割と大型でアンテナも外付けになっており、見た目的にも安定した動作が期待できるのも選択の理由の1つです。

NECやBuffaloの同価格帯の製品は、家庭内で電話機の隣などに設置しやすいようにアンテナ内臓で筐体もコンパクトに収められているのですが、特に動作の安定性という面では大きな筐体の方が有利なのは間違いありません。設置場所の制限がある場合にはおすすめしませんが、我が家での設置場所は棚の上なので、大きさは問題になりませんでした。

Untitled

ちなみに、この写真ではインジケータのLEDが全部消灯してますが、設定で消灯できるので消してあります。夜、照明を消したあとに光っていないのは良いですね。

Wi-Fiの無線接続の安定性については、前のBuffaloの時代からあまり不満は感じていなかったのですが、AX73も速度を含め特に問題ありません。無線強度の設定があるのですが、我が家はあまり広いわけではないので「中」に設定してあります。

しかし、購入して入れ替えたあとひたすら家の無線LAN搭載機器(クライアントデバイス)の設定を変更するのが面倒くさかった。

Buffalo製品同士の買い替えだと「無線引っ越し機能」というのがあるので、クライアントデバイスの接続設定の変更は不要になると思うのですが、メーカーを変えるとそうも行きません。

というわけで、まだ使い始めて一週間程度なので長期使用した場合についてはわかりませんが、サイズや設置場所の問題が解決できるなら、悪くないWi-Fiルータだと思います。