Fiio L5 ウオークマンWM-PORTラインアウトケーブル

ポータブルヘッドホンアンプを買うときに気になっていた、ウォークマンのWM-PORT用のラインアウトケーブル、Fiio L5を買ってみました。
P2040428.JPG
なお、これは長さ8cmですが、もっと長いL50というモデルもあります。ただ、アナログでオーディオ機器に接続したい場合にはLogitecが充電と映像出力ができるケーブルを出していて、そのケーブルの音声出力だけを使うと充電しながら使えるようです。充電しながらデジタル出力したい場合には今度出るクレードルが必要になる模様。

イヤホン端子から出力する場合との大きな違いは、出力がボリュームコントロールに影響されない固定出力になることがあります。接続がイヤホン端子からWM-PORTに変わりますので内部的にはもう少し違いがあるのかもしれませんが、この辺りはユーザにはわからず。

とりあえず、NW-A16と接続するとこんな感じになります。正直に言うと、WM-PORTのコネクタが結構大きいので、期待したよりもすっきりした見た目になりませんでした。
P2040430.JPG
この状態では本体のボリュームボタンは効かなくなります。ケーブルを認識して固定出力する状態になります。本体側のイヤホン端子にイヤホンを挿しても無視され、WM-PORTへの音声出力が優先されます。

音量についてはイヤホン端子でボリュームを最大の30に設定した方が音量が取れます。これを気にする人も結構いるらしく、WM-PORTだけど出力は可変、というケーブルも、他社のもっと高級なモデルの中にはあるようです。

音質については、正直なところ100円の巻き取りオーディオケーブルと比較して、これは!と言い切れるほどの有意な差を感じないですが、気持ち、音がクリアになったような、気がする。ヘッドホン出力から音を取る、という気持ちの悪さが解消される嬉しさはあります。

あとはやっぱりデジタルケーブルを買ってデジタル出力も試すかなぁ。