アクティブスピーカーFOSTEX PM0.3購入〜その3 使い勝手など〜

大体オーディオ機器は音質を最後にするのですが、前回やってしまったので最後は使い勝手など。
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上位機種のPM0.4nなどは左右独立のアンプで、ボリュームも左右それぞれにあるのですが、PM0.3の場合は通常のPCスピーカーと同様で、右側にアンプが入っています。

上の写真は右側のスピーカーの背面のもので、上から、電源スイッチを兼ねたボリューム、INPUT A(RCAピンプラグ)、INPUT B(ステレオミニプラグ)、L-OUT(左側スピーカーへの出力)、ACアダプタ端子となります。ちなみに、アンプが入っていない左側のスピーカーは右側のアンプの出力を受け取るためのモノラルのミニ端子が1個付いているのみです(ただし、重さはほぼ一緒)。

入力(INPUT)はAとBがありますが、両方同時には使えず、両方に接続するとINPUT Aが優先されます(とホームページの仕様欄には書いてある)。また、入力感度が違います。他の機器との接続ケーブルとしては、ステレオミニ-RCAピンプラグが付属していますが、Amazonのレビューではやたらと評判が悪いので、別途必要なケーブルを用意した方が良いでしょう。僕はHP-A4との接続に、RCAピンプラグ-RACピンプラグのケーブルを用意して、INPUT Aの方を使っています。

ACアダプタは15Vのもので、ちょっと安っぽいですがノートPCのようなサイズのACアダプタになっています。

あと、ご覧のように電源・ボリューム端子が背面にある上に、アンプに保護回路が入っていないためか、電源のオン・オフ時に結構大きな「ボッ」っという音が鳴ります。消費電力は大したことがないので、電源は入れっぱなし、PM0.3側のボリュームは固定にして、USB-DAC側に可変出力対応のもの(自分の場合はHP-A4ですが)を用意するのが正しい使い方だと思います。

まとめとしては、評判通り、悪くないスピーカーだと思います。

最近値上がりしてしまったのが残念なところで、前回、実売12000円程度、と書きましたが、僕は値上げ直前のAmazonタイムセールでの購入なので、8000円くらいでした。8000円くらいなら、文句なしにコストパフォーマンスが良い、と言えるのですが、12000円、ってなると、そんなもんかなぁ、という感じもします。中華アンプと安いブックシェルフ、っていう構成に手が届いてしまいます。

あと、電源およびボリュームが背面にあるので、音楽を出力する側は、ボリュームをコントロールできる「可変出力」のものが必須だと言えます。このあたり、購入前に出力に使うUSB-DACの仕様を確認しておく必要があると思います。

まあ、僕としてはある程度安く買えたというのもあるし、メインはイヤホンで、たまにBGM的に使う、という程度なので、充分な性能だと思っています。

据え置きのUSB-DAC、ポータブルヘッドフォンアンプ、PC用スピーカー、と買い替えて、とりあえずオーディオ系の物欲は一段落、ですかね。そろそろPCを考えないといけません。みんな買って(組んで)から結構経ってる。