夏は写真をあまり撮らない、そしてカメラが何か欲しくなる

実家に帰省してあんまり遠出をしないからでしょうか、夏は写真をあまり撮りません。

Untitled

「実家に帰省」と言っても、都心を挟んでちょっと反対側に移動するだけですから、「旅」ってほどでもありません。いつものように秋葉原に行きたいと思えば行けるし、何なら会社に出勤だってできます。

子供も夏休みで平日もずっと家にいるので、パパの休み(自分でこう書くと恥ずかしいですが)には普段よりも出かける頻度が高くなっているような気がします。そうやって埋まっていった休日の間に写真を撮ろうと思うと、予定がどうも合いません。

じゃあ平日はどうかっていうと、仕事が終わったあとも暑いし、さらに仕事もどちらかといえば忙しい時期になって余裕がなかったりして、行く気になりません。春はやたら工場夜景撮りに行ってましたが、あれはちょっと心に余裕があったからで、さすがに余裕がないときには撮りに行かない、というのは季節に関係なく傾向としてあるような気がします。

写真をあまり撮らなくなると、基本的には「ズームキット写真家(α6300とSEL18135はキット販売されております)」の僕でも機材を買い足せないかと思いを巡らすことになります。

APS-Cミラーレスユーザのくせにマイクロフォーサーズが欲しくなったり、大きなセンサのコンデジが欲しくなったりします。

買いませんけど。

Untitled

でも、iPhone Xなどの最近のハイエンド携帯は良いですよねぇ。望遠側の標準域はスナップに便利だし、人に見せられるクオリティかどうかはともかく、コンデジで撮れるシチュエーションならば大体(自分としては)不満なく撮れます。そうして適当にiPhone Xでスナップしていると、僕にはα6300+SEL18135とiPhone Xの「間」のカメラというのは、やっぱりいらないんじゃないかという結論に至るわけです。

その一方で思うのは、「写真を撮ろう」と思っていないときに首から下げておく「単体のカメラ」には、それなりの意味やステータスのようなものがあった方が良いのでは、ということ。これは「スペック」の話ではありません。

僕の場合、機材の「見栄」が必要な被写体は撮らないので、「写真を撮ろう」と思っているとき、つまり興味がある被写体に対峙したときのカメラにはそれほどのこだわりはないです。観光地にいるおじさんが小さなレンズ交換式カメラを持っていても、それは決して不自然ではないし、見た目が地味なカメラは本気感が出なくて、変な人に絡まれなくて良い、くらいに思っています(絡まれないのは変な人だと思われているから、なのかもしれませんが)。

でも、そういう状態でないときに首から下げていても恥ずかしくならないカメラ、というのは、やっぱりあるような気がします。普通の平日の通勤時間帯に、普通のレンズ交換式カメラを首からぶら下げてる、って変な気がしません?

Untitled

すごいデカイカメラだと、それはそれで「よくわからないけどプロっぽい」みたいな雰囲気出るとは思うんですが、センサーの小さいミラーレスだと、その空間での「浮き方」が中途半端な気がするんですよねぇ。

そんなわけで、通勤時にスマホではないカメラを別途持つなら、「普通じゃないカメラ」を持たないといけないのではないか?そんなことを思っている最近です。

まあ、何も買いませんけど。