ロシアレンズ2本目、FED 50mm F3.5(Industar-10)

ちょっと前にギズモショップが販売しているデッドストックのロシアレンズ、Industar-61を紹介しましたが、実はもう1本ロシアレンズを買いました。
DSC09414.JPG
それがこのFED 50mm F3.5で、Industar-10とも呼ばれるようです。Industar-61と同じねじ込み式のL39マウントのレンズです。

購入した理由は非常にシンプルで「ライカのElmar 50mm F3.5みたいな見た目のレンズがとにかく欲しかった」から。

ライカだと安くても2-3万円はするのですが、このIndustar-10はeBayで送料込みで4500円くらいでした。eBayは酷いのが届くこともあるそうですが、ある程度流通量の多いレンズになると市場原理が働いて、業者も含めてある程度選べるようになるようです。

50年以上前のレンズのため、外装はあまり綺麗ではありませんが、レンズはちょっとホコリが入っているくらいで、写りには特に問題がなさそうな感じ。
DSC03325
以前紹介したIndustar-61L/Dと並べてみました。

外装はライカのElmar 50mm F3.5のコピーのため、沈胴します。
DSC03318
沈胴すると、かなりコンパクトになります。

フォーカスをもっと近距離にした場合にレンズが最も繰り出した状態になりますが、Eマウントならばこの状態なら沈胴させても大丈夫な(ボディ側にぶつからない)ようです。ただ、それ以外の状態ですとボディにぶつかって傷が付く可能性がありますので、基本的には沈胴させない方が無難です。僕はNEX-6のボディに跡つけちゃいました。。。なお、m4/3のE-PL5ではどうやってもちゃんと沈胴しませんでした(ボディと干渉します)。

試写はNEX-6との組み合わせのもの。画質については、見た目のオールドさと比べれば、普通に写ります。
DSC09870.JPG
DSC00019.JPG
ボケについては、流れたようになって、あまり綺麗とは言えません。

この写真、ちゃんと沈胴を引き出してなかったからなのか、左側だけがっつり片ボケてますが(他の写真はこんなことにはなっていない)、真ん中の部分は必要十分なシャープさ。
DSC09866.JPG
見た目のオールドさを楽しめて、割と普通に写る。そしてとにかく安いので、たまに出してきてそのオールドな見た目を楽しみつつ散歩する、という目的で買ってみるのも、悪くないと思います。

今年も鎌倉・江ノ島で紫陽花

紫陽花と紅葉の季節には鎌倉・江ノ島に出かけるのが恒例になってきました。

今年はたまたま平日に休みが取れたので、平日に行ってきました。この季節の休日の鎌倉は人がたくさんで大変、江ノ電に乗るのも一苦労、という話ですが、平日なのでゆっくり回れました。

まずは北鎌倉の明月院から。今回平日に行ってよかったのは、人が写り込んでいない参道を撮れたこと。
DSC00235.JPG
閉園間際で人が減った中、一瞬の隙間を狙って撮れた一枚。

明月院は去年来てSEL1670Zでじっくり撮ったので、今年はSEL70300Gを中心に撮影。
DSC00068.JPG
ただ、望遠マクロ的な使い方よりも、圧縮効果を狙った方が楽しいと感じてしまう望遠ビギナー感。
DSC00244.JPG
去年よりも早めに行ったこともあり、奥の菖蒲がまだ見頃でした。紫陽花の色付きは少し物足りない感じもありましたが、両方楽しめたのは良かったですね。
DSC00129.JPG
何らかの撮影会と思われる女性の方々が、レンズ交換式カメラを持って皆さんで撮影していました。
DSC00103.JPG
指導の先生もついて楽しそうな感じでした。

明月院は5時で閉園。陽はだいぶ落ちてきましたがまだ明るい、ということで江ノ島方面へ。
DSC00389
鎌倉から江ノ電に乗り換え、長谷駅から徒歩で5分ほどの御霊神社前へ。

ここは江ノ電と紫陽花が一緒に撮れるスポット。完全に一人分の撮影スポットがあるので、前の方が撮影し終わったあとで場所を譲ってもらって、次の電車を待ちます。

トンネルから出てきて、、、
DSC00473
レンズの画角を変えつつ、α6300のAF速度に頼って連写。
DSC00491
一回の通過で複数のカットを撮ろうとしたのでヒヨリました。もうすこし引きつけたところでシャッターを切れると良かったのですが。。。しかし、レトロ調デザインの10型は紫陽花と一緒だと映えますね。

次は夕景を狙って稲村ヶ崎へ。稲村ヶ崎って名前は有名だけど一度も来たことがなかったのですが、「鎌倉・江ノ島で夕陽といえば稲村ヶ崎」らしい。うーん、確かに素晴らしい夕陽。
DSC00264.JPG
そして、金色に輝く海岸線。
DSC00290.JPG
同じようにカメラを持った方々も何人か、夕日を眺めてぼーっとしている人も割といて、ゆっくりした時間が流れていました。

午後からという短い時間で色々回って疲れましたが、新たな場所も回れたので、良い休日になりました。

ギズモショップの「Industar-61 L/D 55mm f/2.8 for ミラーレス」でロシアレンズを試す〜その2 試写〜

ギズモショップの「Industar-61 L/D 55mm f/2.8 for ミラーレス」、試写編。
DSC09413.JPG
場所は新宿御苑と、いつもの東京駅周辺で、ボディは全てNEX-6で、JPEG撮って出し、です。

自分が「オールドレンズ」に求めるものってなんだろう?と考えてみて、全体的にハイキー気味になるように意識して撮ってきました。
DSC09898.JPG
このレンズ、絞り開放のF2.8で光源から光が斜め入るような構図にすると、ハレーションが発生し、コントラストもかなり落ちます。これはレンズの「味」として積極的に使っていく方が楽しいと思います。

最短撮影距離は1m。現代のレンズからすると全然寄れませんが、このレンズはレンジファインダーカメラ用に設計されたもの。レンジファインダーカメラの構造から、撮影距離が近すぎるとフレーミングができません。そういう事情から、寄れないように作られているのでしょう。
DSC09935.JPG
絞りをF4よりも絞り込むと、割と普通に写ります。ただ、普段メインで使っているSEL1670Zは、かなりコントラストの高い、濃い目の色が出るレンズ。絞りを開くほど褪せた感じの色が出るのはIndustart-61の写りは、新鮮に感じました。
DSC09928.JPG
色かぶり感やコントラストはあとからいじることもできますが、EVFでその効果(影響)を確認しがら撮影するのはなかなか楽しい。
DSC09942.JPG
DSC09946.JPG
APS-Cで使っている限りでは、トイレンズのような口径食によるトンネル効果は得られませんが、シャープ過ぎることなく、少し絞り、強い光源が入らないようにすれば、色味は自然なものとなります。リラックスした散歩に持ち出すにはぴったりかもしれません。

一方で、ちょっと面白いと感じたのは、夜の東京駅赤レンガ駅舎を撮影した時。
DSC09956.JPG
DSC09965.JPG
現代の照明技術によって照らされた都心の風景は、20年以上前のレンズをもってしても、ほとんど変わらないのでした。
DSC09963.JPG
この日は、α6300とSEL70300Gの組み合わせと、NEX-6とIndustar-61の組み合わせを持っていたのですが、公園の散歩ではIndustar-61での撮影が楽しかったですね。休日の新宿御苑は人でいっぱいですが、それでも新宿駅の周りとは大きく違う、ゆっくりとした時間が流れていて、その空気を、良い感じに写しとってくれたように思います。

オールドレンズがちょっと気になっているミラーレスカメラユーザーの方は、とりあえず一本買っちゃえば良いと思います。安いですし、いつまで在庫があるかわかりませんから。

ちなみに、レンズを注文してから届くまで一ヶ月以上かかったんですけど、その間にネットでロシアレンズのことを調べていると、別のレンズも欲しくなりまして、思い切ってeBayで一本買ってしまいました。
DSC03323
この写真の右側のレンズなんですが、それはまた、次の機会ということで。

ギズモショップの「Industar-61 L/D 55mm f/2.8 for ミラーレス」でロシアレンズを試す〜その1 まずは紹介から〜

ギズモショップというオンラインストアが、ロシア製のマニュアルフォーカスレンズであるIndustar-61 L/D 55mm f/2.8のデッドストック品を再整備して販売しています。

ロシアレンズの歴史については、各自で適当にググって調べていただくとして、レンズ本体、非純正のレンズキャップ、レンズリアキャップ、ユーザの使用しているマウント向けのライカLマウントアダプタと、レンズの向きを調整するためのレンチが付属して送料・税込6980円。
DSC09299.JPG
お安いので、試しに一本買ってみました。買いやすい値段のためかなり人気なようで、私の場合は一ヶ月半くらい待ちました。

デッドストック品ということで、いつ頃に製造されたのが届くのか、という点については、レンズに書いてあるシリアル番号の頭2文字が製造年なのですが、下のimpressの記事のものは1986年製。

僕のところに届いたのは1992年製でした。僕は3月の初旬に注文したので、古いのから順に出しているっぽいです。僕の時点でもうソビエト連邦が崩壊していますが、いつまで作っていたのでしょうか。

ちなみに、F2.8の明るさのIndustar-61にはもう1つ、L/Zという、ボケが星型になる特徴的なレンズがあるのですが、それとは別物。写りについては次回、作例とともに紹介します。

フィルタ径は40.5mmでAPS-CのEマウントのキットズームのSELP1650と同じ。DSC03320
レンズリアキャップは付属しているもののまま使っていますが、フロントキャップはちょっと安っぽかったので、以前SELP1650で使っていた保護フィルタとフロントレンズキャップを使っています

レンズ本体については、塗装や作り、マーキングなども含めて、金属製ではあるものの、仕上げが雑で、安っぽい感じが否めません。この辺り、ロシアレンズの中では最も後期のレンズですから、装飾性は考慮されなかった、ということなのでしょうか。
DSC09413.JPG
操作系は、ほぼレンズの先に近い部分に絞り調節リング、レンズの根元にフォーカスリングがあります。当然マニュアルフォーカスです。絞りについては、マーキングされた絞り値で止まるようになっていますが、マーキングの位置に対して少しずれた位置で止まるのが気になる。整備済デッドストックということもあってか、フォーカスリングについては概ねスムーズに動きます。
DSC09411.JPG
Eマウントへのマウントアダプタ付きのセットを購入したのですが、実は追加でm4/3用のマウントアダプタも購入しました。

E-PL5に付けるとこんな感じ。
DSC09448.JPG
DSC09449.JPG
なお、マウントアダプタは別途購入したものなので、ギズモショップのm4/3用のマウントアダプタセットに付属しているものとは異なると思います。

L(L39)マウントとミラーレス機のマウントアダプタには、マウントによっては非常に安い(1000円しない)ものがあります。複数のマウントのボディを持っている方は、Amazonで安いアダプタがないマウントとセットで購入して、別途買い足すのが良さそうです。

試写編に続く。

SEL70300Gを買ったので城南島海浜公園に飛行機を撮りに行く〜その4〜

城南島海浜公園、第四回。今回はJPEG撮って出し。

城南島海浜公園から見える誘導灯は、暗くなってくると光るので、誘導灯と飛行機の組み合わせが撮れたらなぁ、と思っていたのですが、その日は暗くなってくると風向きが変わったのか誘導灯が光る頃になるとB滑走路に飛行機が着陸しなくなってしまいました。

そこで、C滑走路から離陸する飛行機のお腹に夕日が当たるところを狙います。この時、たまたまレンズを交換していたので、図らずα6300ではなくNEX-6とSEL70300Gで撮影することに。

JALの737-800。
DSC09591.JPG
α6300からNEX-6に変えると、カメラとして二世代古いので、まず一発目のAFの合焦速度の遅さが結構気になる。あと、α6300のAF-Cの動作に一度慣れると、NEX-6で全くインジケーターなしでシャッターが切れるのは違和感がありますね。

次はANAの777-200。
DSC09523.JPG
離陸した飛行機は目的地によっては大きく右カーブし、公園の上を通過していきます。この写真の場合、かなり高い角度でカメラを構えています。首を真上に上げてレンズを構えつつ、腰をひねるようにして飛行機を追いかけます。

C滑走路からの離陸も、結構近いんですけど、B滑走路に比べると迫力は大幅減。撮るならその日の滑走路の利用状況を見て、B滑走路の着陸を狙いたいですね。バスで行ってこれだと、結構寂しい。

最後は飛行機ではなく、船の話。
DSC03558
城南島海浜公園は東京湾への航路に面していて、大型のコンテナ船などが結構頻繁に行き来しています。

この日はたまたまマリナー・オブ・ザ・シーズが入港。
DSC09638.JPG
縮尺がおかしい。

飛行機を撮りつつ、だったので遠くからのアングルになりますが、公園にいる人、船に乗っている人、お互い物珍しそうに見ている感じが伝わります。
DSC09674.JPG
ま、正直言うと、整然と並んだ客室は、ワンルームマンションに押し込められているようにも見えますが、寝るとき以外は部屋に戻ってこないんでしょうね。

この日は天気もよく、昼過ぎから夕方までB滑走路への着陸を撮れたので、結構満足でした。本当は、誘導灯が光ったあとにB滑走路に着陸するのを撮れると良かったのですが、それはまた別途挑戦したいところ。

望遠については、とりあえず飛行機などの乗り物系が自分の趣味趣向的にはまず浮かぶんですけど、動物や植物も定番らしいので、普段行かない動物園や植物園、公園にも行ってみようと思います。

SEL70300Gを買ったので城南島海浜公園に飛行機を撮りに行く〜その3 飛行機のディテールにクローズアップする〜

城南島海浜公園での飛行機撮影、第三回。今回の写真もα6300とSEL70300Gで、JPEGで撮影したものに対し、色の調整や鮮鋭化などの加工を行っています(今回分はトリミングはなし)。純粋な試写レビューとは言えませんので、その点はご注意ください。

羽田空港のB滑走路に飛行機が着陸するとき、城南島海浜公園の非常に近くを通るため、望遠レンズを持っていると、飛んでいる飛行機の一部分だけをフレームに収めることができます。

つばさ浜で、最も近づいた瞬間を狙うと、SEL70300Gの望遠側300mm(35mm換算で450mm)でここまでクローズアップできます。
DSC03595
これはANAボーイング777-300の機首部分です。さすがに、ここまでクローズアップするとバッチリ止める、というのは僕の腕ではできなくて、少しブレているのですが、ドアのマーキングとかも、ギリギリ読めるレベル。

スカイマークボーイング737-800。
DSC03553
このアングルだと、エンジンの形状が円形でないことがよくわかります。

シンガポールボーイング777-300。
DSC03394
座席数を増やすために機体が長くなっているのですが、こうして少し後ろを切ってみると、首を伸ばした亀のような、ちょっと不思議なプロポーションに見えてきたり。

最後はスターフライヤーエアバスA320-214。
DSC03436
画像の暗い部分を明るく持ち上げて、脚と底面を少し見やすく。主翼と胴体、主翼とエンジンの接合部の感じは、飛行機のシルエットとは違い、機械としての美しさが垣間見えます。

今回の写真はトリミングをかけていないのですが、望遠端で機体全体が写ってない状態なので、撮影時はただ飛行機をフレームから外さないように頑張って飛行機を追いかけて、フレーミングもタイミングも勘でやっているようなもの。実際は、頭だけ切れてるとか、左の翼が切れてるとか、撮影画像はそんなのばっかりだったりするのですが、α6300のAF性能の良さに助けられて、AF的な面でのイライラなく撮れるのは、まあ、素晴らしい。

城南島の話は次回でおしまいの予定。少しシチュエーションが変わりますが、NEX-6とSEL70300Gを組み合わせてみたり、何故か飛行機ではなく船の話になったりします。

SEL70300Gを買ったので城南島海浜公園に飛行機を撮りに行く〜その2 飛行機全体を捉える〜

少し間が空きましたが、城南島海浜公園での飛行機撮影、第二回。今回の写真はα6300とSEL70300Gで、JPEGで撮影したものに対し、色の調整やトリミング、鮮鋭化などの加工を行っています。純粋な試写レビューとは言えませんので、その点はご注意ください。

まずはこの日の一番のお気に入りを。ANAボーイング787-8。
DSC03665
色はやり過ぎに加工してしまいましたが、カーボン複合材で作られた翼のラインの美しさがいい感じ(特に左の翼の反り)。他の飛行機と比べても、787の翼は美しい。

似たような角度で撮影したソラシドエアのボーイング737-800。
DSC03498
とりあえず、ジェット旅客機の飛行機の機種をなるべく覚えようとしてるんですけど、737-800はサイズの小ささ、ウイングレット主翼先の折れ曲がった部分)、底面が潰れた円形でないエンジン形状など、覚えやすい。まあ、今はFlightradar24のiPhoneアプリを買っちゃったんで、見れば何が来るかわかるんですが。

次は真横からの2枚。1枚目はJALボーイング737-800。
DSC03509
旅客機は、戦闘機と比べると非常にゆっくり、なのだそうですが、それでも動きものなので、頑張ってカメラを動かして追いかけることになります。その中で機体を真ん中に入れるのは結構難しい。この写真はトリミング、画像の回転をかけています。

2枚目は中国国際航空エアバスA321-200。これはノートリミング、回転無し。こういうこともある。
DSC03676
これだってウイングレットついてるじゃん、、、というわけで、エンジンと操縦席の窓で見分けるのでしょうか。787以外のボーイング機は基本的には操縦席の窓枠が違うのがわかる、はず。

こちらはANAエアバスA320-200。
DSC03491
先程からボーイング737だとか機種名を必ず書いていますが、どうやって調べているかというと、尾翼の下に「JA8946」っていうマーキングがありますよね(写真をクリックしてFlickrを開いて、拡大して見てください)。

これを機体記号と言い、民間航空機には必ず付いているので、この番号でGoogle先生に聞くとわかります。大抵は尾翼のそばに書いてあるのですが、それが見えない時は前脚のカバーのところにも一部分が書いてあることが多いようです。

国内の航空会社が使用している旅客機としては一番大きいボーイング777-300(ジャンボことボーイング747も、A380も旅客機として使用している会社は今日本にはないのです)。
DSC03641
この写真だけ縮尺が違うのがわかるでしょうか。空港の展望台から見ると、異様とも感じる細長さにびっくりします。

ちなみに、羽田空港には旅客機以外の飛行機も降りてきます。
DSC03574
これは海上保安庁ガルフストリームVという機種。機体番号の上の「海上保安庁」という漢字がちゃんと読めるのは素晴らしい。

城南島の話はもう少し続きますが、とにかくα6300とSEL70300Gでの撮影は非常に快適でした。

AFモードを「ロックオンAF」に、フォーカスエリアは「ゾーン」にして右側(ロケーション的に飛行機は左から右に進むので)に設定、AF-S時の優先設定を「フォーカス優先」しておくだけで、ピンぼけはほぼなし。AF速度も高速なまま。あとはいかに飛行機を追いかけ、フレームの中に収めるか、だけを気にすれば良かった。

300mmクラスの望遠レンズをはじめて買った人がいきなり飛行機の着陸を撮りに行ってこれだけ撮れた、という感覚が伝われば良いかなぁ、と思います。