MacOSでWindows共有フォルダに接続すると、デスクトップに共有フォルダ名が書かれたアイコンが現れるが、これはただのリンクであり、実際には/Volumes以下にマウントされている。このマウント先の名前のルールが微妙だ。
まず、最初にマウントしたフォルダは
- /Volumes/(マシン名)
にマウントされる。デスクトップに表示されるアイコンには共有名が表示されるが、その「実体」となるマウント先にはマシン名はあっても共有名がない。
では、同じマシンに複数の共有フォルダが存在した場合、2番目に接続されたフォルダはというと
- /Volumes/(マシン名)-1
にマウントされる。
恐ろしいことに、番号の付き方は「接続した順」である。つまり、Finderの操作の仕方次第で共有フォルダに対するMacOS上では全く違うパスが割り当てられるのである。
例えば、特定の共有ディレクトリにデータのバックアップを取っていたりすると、いつの間にか違う場所にバックアップを取っていたりする可能性がある。今日、これで見事に嵌まってしまったので、ログイン時に決まった順で共有フォルダに接続することにした。
方法としては標準で付いているAutomatorというツールを使うといいようだ。具体的なやり方は↓
僕の場合は、確実に順番に接続してほしいので、「指定されたサーバを取得」に複数のURLを記述せず、「指定されたサーバを取得」と「サーバへ接続」の組み合わせを接続する共有フォルダの数だけ順番に配置し、1つの「指定されたサーバを取得」には1つのURLだけを記述するようにしておいた。
検証はしてないけど、並列実行とかされたらわからないからね。