CP+2013〜その1 レンズ交換式カメラ編〜

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日曜日までパシフィコ横浜で開催されている写真機器の展示会CP+2013、今年はカメラの年、なので行ってきました。実はカメラの展示会に行ったのは初めてです。

まずはレンズ交換式カメラ関連から気になったものを。NEXは新レンズが一本発表されただけでガラスケースの中だったのでややスルー気味。NEX-5R/6向けアプリで新しいモノが発表されていたので話を聞いてくれば良かったなぁ、とは思いましたが。

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今回発表されたSIGMAのミラーレス向けの単焦点レンズ3本のうち、30mm F2.8と60mm F2.8です。19mmと30mmは現在売っているもののデザインリニューアル。19mmはこの前買ったばかりなんですが、正直なところリニューアルされた新しいデザインはあまり好みじゃないかも。フォーカスリングも結構ゆるゆるに感じたし…30mmどうしようかなぁ、旧型買っちゃおうかなぁ、と思ったりしました。NEXから始まった金属鏡筒の流れにレンズメーカーも乗ろうとしているんだと思うのですが、まだ上手に高級感を演出できてない感じがします。

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同じくSIGMAの30mm F1.4。旧型(現行)モデルの30mm F1.4 EX DC HSMと言えば、Nikon D40が発売された当初、唯一AFが動作する単焦点レンズだったこともあり、かなり心惹かれたレンズです。フルサイズが盛り上がってる状況でAPS-C専用というのは地味な存在ではありますが、しばらくフルサイズには手を出さなそうなので検討したい。ただ、35mm換算で45mmという焦点距離に対する感覚がないので、やっぱりDN 30mm F2.8を買って下調べが必要か。

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TAMRONの新型レンズのうち2本。マイクロフォーサーズ用の14-150mmズームと、新型の90mmマクロ。最近元気なSIGMAと比べると地味な印象のあるTAMRON。Macroの方はだいぶNikonっぽいデザインですが、どっちもちょっと野暮ったい感じがしてなりません。売れ筋の大口径ズーム、高倍率ズーム、マクロ以外のラインナップにも、もう少し魅力的な製品が出ないと、自分にはあまり縁がないかもしれません。

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普段持ち歩くにはNEX(Eマウント)はちょっと大きいような気もしていて、もう一回り小さいレンズ交換システムも面白いかもしれないなぁ、と思っていたりします。初代はやや野暮ったい感じがしたNikon 1シリーズですが、最近はレトロ感と携帯電話的なカラフルさのバランスを上手くとった感じのデザインになっていて好印象。隣に新型の「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」も展示されていて、NEXの旧型ズームレンズに近いサイズ感で10倍ズームというところに割と心惹かれました。このように小さいズームレンズもあるので、同じくらいのサイズのセンサを使ったコンデジを買うくらいなら、レスポンスなども考慮すると有利、という感じもします。結構安いので、コンデジと同じ感じで手を出してもいいかもしれません。

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最後に今さらですがOM-D。縦グリップも付いてフル装備にも関わらず小さくてカワイイ。ミラーレスなのに一眼レフのデザインを模したデザイン(ペンタプリズムっぽいカットになったファインダーとか)が気になる人もいるかと思いますが、このサイズ感はAPS-Cでは絶対出せない。レンズも含めて、良い写真が撮れそうな雰囲気を醸し出しながらもコンパクト、売れるのも納得です。

フルサイズ一眼レフはまだ手が出ない(だから近づかない!)、という自分の状況を鑑みるとAPS-Cの交換レンズとミラーレスカメラを主に見ることになるのですが、APS-Cも次はほぼ16-85mmを買うと心に決めているので、APS-C単焦点レンズが気になります。ミラーレスは結果的にEマウント以外のカメラをもう一度検討する場になりました。Eマウント以外ではセンササイズの関係で高感度耐性が一段落ちることがわかっていても、マイクロフォーサーズNikon 1などの「システムとしてのコンパクトさ」には惹かれてしまうのが正直なところ。Eマウントにはある程度のコンパクトさを保ちつつ、より画質の良い標準ズームが欲しい感じ。

続きます。