iPhone XS Max 64GBスペースグレイ買ってみた

税込14万円で「買ってみた」もないですが、iPhone Xから機種変更することにしました。

ポイント還元率の低さとオンライン限定の割引などを計算すると、量販店よりもドコモオンラインショップで購入した方が安いため、今回はオンラインショップ購入です。なので、まだ届いてません。

そもそもの理由はドコモのiPhone Xの下取り価格が64000円とかなり高額であり、今下取りをして買い替えてもほとんど損しないことに気づいたから。クマデジさんが僕のTwitterでの発言を捕捉して、計算してまとめていただいたので、「何で損しないか」はこちらをご参照ください(手抜き)。

docomo iPhone X は、Xsに乗り換えて良い : [クマデジ]

これに気づくとですね、今のiPhone Xの問題点や、XS/XS Maxを触って気づいたことがどんどん気になってきたのですよ。

まず、カメラについて。

iPhone Xの発売当時は絶賛されたカメラも、HUAWEIのP20 Proの登場により、主に夜景を中心として完全に時代遅れなものになってしまいました。加えて、実際に使っていてどうしても気になっていたことがあります。

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それは、逆光時のゴーストの発生のしやすさ。広角側のカメラでの撮影時に、光源を構図に入れるとほぼ必ず出るので、もう少しどうにかならないかと思ったのですが、レビューを見ていくと若干ではあるものの、XS/XS Maxのカメラでは改善されているようです。

ハードウェア的には同じだと思っていたカメラも、広角側のカメラはセンサーが若干大きくなり、これが画質向上に貢献しているよう。

夜景については、P20 Proと比べるとまだまだですが、それなりの改善はされているようです。基本的な画質や望遠側カメラの使い勝手については満足していたので、シングルカメラのXRで妥協する、という選択肢は考えられず、XS/XS Maxからの選択としました。

次に、サイズについて。

iPhone Xは「デカイ」と思うのです。携帯は基本的にはシャツの胸ポケットに入れるのですが、ポケットが小さいシャツだと入らないことがあるのですね。それで、ズボンのポケットに入れたりすることが増えてきました。以前のiPhoneではズボンのお尻のポケットに入れていたら端末が歪んだ、みたいな話も聞いていて、なるべく避けていたのですが、今は剛性も上がって問題なさそうです。

そうなってくると、「胸ポケットに入る」というサイズの要件は最優先に考えなくて良いことになり、端末サイズが大きい方が画像や動画の見やすさや情報量の多さなどの利点が多いのでは、という結論に達しました。

さらに、iPhone XiPhone XS/XS Maxの違いを見たとき、iPhone Xが「未完成のまま世に出された端末」である、という印象を受けるものがいくつか見られる気がします。

写真のボケの後からの調整機能の追加や、夜景を含むカメラ画質の強化がその代表例で、外観デザインでは「未来」であったiPhone Xが、ソフトウェアも含めたシステムとしてみると「過渡期の完成度の低い製品」である、という印象に変わってしまいました。

また、グラフィック表示で引っかかったり、どうもフレームレートが下がってキビキビ感が減るような挙動が散見され、若干GPUパワー不足の印象もありましたが、XS/XS MaxではGPUが強化され、メモリも3GBから4GBに増えていて、改善が期待できそう。

発表当初は「最近は2年に一回だから買い換えない」と決めていたXS/XS Maxですが、リリースされて実際のユーザのレビューを見ていくと、外観の印象とは違い、大きく変わった世代である、ということが明らかになり、買い替えたい欲がどんどん高まっていたのは事実で、そこに冒頭の「気づき」がプラスされました。

だから、買い換えるのです。

そして、ドコモのiPhone Xユーザの方は、下取り価格が更新されないうちに僕と同じように機種変更を検討されてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、妻のiPhone 7については、特に不満もないようなので、今年は買い換えず、バッテリ交換だけをして、来年また発表されたらどうするか考えるつもりです。

DSC-RX100(初代)を買ってみた。

「フルサイズセンサーのカメラを持ち出せないときは高倍率の1インチのコンデジで妥協だなんて、あまりにも寂しいでしょ。」と煽って一週間ちょっとしか経ってませんが、(高倍率ではありませんが)「1インチのコンデジ」買ってみました。

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上記の煽りの意図は『「フルサイズ」と「1インチのコンデジ」の間にはAPS-Cマイクロフォーサーズといったよりコンパクトなレンズ交換式カメラのシステムがあり、それらを適材適所で使うべきなのではないか、APS-Cマイクロフォーサーズ”も”買おう!』という提案であり、「適材適所」で考えた場合、当然1インチには別の役割があるはずです。

そんなわけで、ソニーのRX100シリーズやキヤノンのG7X/G9X MarkIIなどの1インチのコンデジが気になっていたのですが、通勤経路の駅の近くにあるカメラのキタムラで初代RX100の良品中古が出ていることに気づきました。税込み23500円くらいになっていて、かなりお安い。

RX100シリーズは、今回購入した初代(M1に相当)からM6と、M5Aの7機種が発売され、マイナーチェンジのM5Aに置き換えられたM5を除く6機種が現行機種として「併売」されています。

モデルチェンジするたびに少しずつ改良されているのですが、個人的な観点で影響の大きな違いをピックアップすると、下記のような感じです。

  • レンズは(1) 35mm換算28-100mm相当F1.8-4.9(初代、M2)、(2) 24-70mm相当F1.8-2.8(M3、M4、M5、M5A)、(3) 24-200m相当F2.8-4.5(M6)の3種類に分類される
  • EVFなし(初代、M2)とEVF付き(M3以降)
  • AF高性能化およびフロントエンドLSIによる高速連写・大容量バッファ(M5、M6、M5Aのみ)

初代RX100は最新のM5AやM6と比較したとき

  • レンズの画角や明るさのスペックがやや古臭い(広角28mm相当、望遠側で100mm相当でF4.9まで暗くなる)
  • EVFがなく、液晶ディスプレイもチルトなし
  • AFや連射の性能が劣る

といったところで差異があるわけですが、M5Aは量販店で約9万円、M6になると約14万円にもなります。それと比べたとき「中古で税込み23500円」ならば、撮影のしやすさに関する性能面で大きな差があったとしても、「別の使い方をするカメラ」として妥協することが可能であろう、と考えたわけです。

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使い道については、子供と一緒に出かけるときはα6300+SEL18135を持っているので、「通勤カバンに入れておくカメラとして出勤・退勤時にスナップを撮る」というのと「妻が使う用のカメラ」のどちらかで使われることになるんじゃないかと思います。通勤時のスナップには高速なAFは必要ありませんし、妻が使うカメラはどうしてもハードな使われ方になりがちなのであまり高いカメラは渡せません。そういった観点でどちらもRX100の初代は悪くない選択だと考えました。

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画質については、まだほとんど撮影していないので、しばらく使ってみてからまた書こうと思います。

E 18-135mm F3.5-5.6 OSS(SEL18135)がお気に入りなんだ!

春に買ったこのレンズですが、

これが非常にお気に入りなのですよ。

桜舟

広角側の画角が27mm相当スタートなので、SEL1670Zと併用するかもと思っていましたが、画質の差が大きく、すっかり使わなくなったので処分してしまいました。

α7IIIの発表とほぼ同タイミングで発売されたレンズですので、周りではAPS-Cのレンズ・ボディを処分してα7IIIとフルサイズのレンズを購入する姿もちらほら見られて、買うときや買ったあとに「フルサイズ行かないんですか?」ということを聞かれたりしました。

その点については「フルサイズを買う買わないとは別の問題として、これは必要なレンズだった」と断言します。最初からそういうつもりで買ったのですが、半年使ってそれは確信に変わりました。

フルサイズを買う買わない問題については「自分の機材じゃ撮れないよなぁ」という領域は意識しつつ写真を撮っていて、「自分の機材で撮れない領域を撮るためにフルサイズが本当に必要か?」というのは当然悩むわけです。超広角側のレンズがコストパフォーマンス重視な点、絞り開放での被写界深度、高感度領域あたりが差異としては大きいでしょうか。

夜を駆け抜ける

ただ、超広角レンズを使った印象的な感じの写真や、いわゆる「ポートレート」的なものもそれほど興味はないですからねぇ。instagramに写真を投稿するようになってわかったのですが、印象的な構図の絵を作りたいわけじゃなく、やっぱり何か気になっているものにフォーカスするような撮り方の写真が多いので、風景写真的な機材の揃え方では使用頻度は上がらなそう。子供は撮りますが、一緒に行動するときはなるべく機材は小さくしたいのが正直なところ。すぐに「抱っこ」となるのはよくあるパターンですし。

さて、話を戻しましょう。

α6300+SEL18135の合計重量はバッテリ込みで約729g。バッテリ込みのα7III「ボディ」より70gほど重たいだけです。そして、サイズは入門クラスのAPS-Cの一眼レフボディに標準ズームを取り付けたよりも若干コンパクトですから、普段の街歩きで首から下げておくことも苦ではありません。

その上、画質についての評判は概ね良いですし、画角は27-200mm相当をカバー。

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入門クラスの一眼レフやミラーレスに標準ズームを付けて首から下げて街歩きをしたり、子供を連れて歩いている姿、というのは割と見ますよね。それが普通の人でも「許容できるサイズ」だと考えたとき、ほぼ同じサイズで得られる画像や対応可能なシチュエーションの広さは大きなアドバンテージになります。

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フルサイズのカメラを買い足す可能性を考えても、気合が足りないときやたくさん歩きまわりたいときにもリュックに入れておける、子供を連れ回すときにも持って行ける、そんな重さ、大きさで割と万能なカメラが、高性能だけど重たく大きなカメラの購入によって、その役目を完全に失うことはあり得えないと思うのです。

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フルサイズセンサーのカメラを持ち出せないときは高倍率の1インチのコンデジで妥協だなんて、あまりにも寂しいでしょ。

そういうことですよ。

Lマウントアライアンス

1ヶ月ほど前から噂に上がっていたパナソニックの35mmフルサイズカメラは、ライカSLシリーズに使用されているLマウント上でライカパナソニック、シグマがそれぞれ製品を出す「Lマウントアライアンス」という枠組みの中で登場してくることになりました。

センサー・半導体を独自に開発する能力を持ち、レンズについても評判は悪くないパナソニックですが、レンズ交換式カメラについていえば長らく「低迷」と言って良い状態が続いていました。技術はあるが、売り方がどうもズレている、というのが僕の個人的なパナソニックのカメラに対するイメージで、この状況で今になってフルサイズに参入、というのはやや正気の沙汰ではないような気もしましたが、動画撮影を強化したGH4の成功以降は、プロ向けの市場で一定の成功を収めているようです。

この記事、「カンパニー・事業部制の組織の中で事業部ごとカンパニーを移動」「投資しないなら事業撤退」とか、なかなかすごい話も出ているのですが、パナソニックのフルサイズカメラとしては「動画撮影を行うプロ向けを中心としてシェア10%」というのが狙いとされています。このあたり、最初からキヤノンニコンソニーと真っ向勝負する気はない、ということでもあり、レンズのラインナップも趣味的な要素よりも、とにかくプロに必要とされるレンズを順に用意することが重視されていくでしょう。

一般ユーザの視点で言えば、ビデオ撮影を重視しない層にとってはちょっとマニアックな選択肢、という今のパナソニックのm4/3カメラと同じような立ち位置が維持されそうです。

一方でシグマはLマウントでの35mmフルサイズFoveonセンサーのカメラと既存の単焦点レンズ群のLマウント版、LマウントとSA/EFマウントのコンバーターを開発することを発表しています。

「ついにFoveonセンサーでもフルサイズが!」という驚きはありますが、レンズなどについては現状のEマウント相当のレンズやコンバーターが揃う、という形にとどまっています。フルサイズのミラーレス専用設計のレンズの1本くらいご祝儀で発表してもいいんじゃないか?という感じもしますが、レンズメーカーとしての事業を堅実に進めつつ、新たなカメラボディをプラットフォームとしてLマウントを利用する、という感じでしょうか。

面白いのはAPS-Cおよびマイクロフォーサーズ向けのDC DNシリーズもレンズラインナップに入っていることで、これらのレンズがライカAPS-CセンサーカメラであるTL/CLシリーズ向けなのか、それとも、廉価ボディとしてLマウントでAPS-Cセンサーを搭載したモデルを発売するのか、というところも気になります。もし、APS-CのFoveonセンサーを搭載したLマウントのカメラを発売した場合、最も安価に入手が可能なLマウントのボディになりそうです。

とにもかくにも、フルサイズミラーレスカメラはとりあえずこれで役者は揃った感じがしなくもありません。

もし買うとしたら既存の資産ベースでα7シリーズになりそうではあるんですが、僕が一番気になっているのはNikon Zマウントなんですよねぇ。レンズ安くて絞り開放からよく写りそうで、良いと思うんだけどなぁ。なんでみんなあんなに叩くかなぁ。

人類にジンバルは必要なのか、考える

backspace.fmというPodcastの界隈では一時期「人類にジンバルは必要なのか?」という話が議論になっていたような記憶があって、スマホ用のジンバルを買うか買わないか悩んだこともあったのですが、GoPro HERO7 Blackの動画を見ていると、少なくともアクションカムレベルではジンバルは不要な気がしてきます。

前の世代のGoPro HERO6 Blackの補正も結構いいなぁと思っていたんですけど、HERO7はそれよりもずっと良さそうで、今回の新機能の「タイムワープ」もスゴイ。画質については、見栄えが良くなったようにも見えますが、色の処理が派手で、若干安っぽくなったようにも感じます。

これは欲しいかも。。。

一方で3連休の初日に長女の「プレ幼稚園」のイベントで、年少の運動会に1競技だけ参加するので行ってきたんですが、妻と長男は競技に参加(ゴールで立っている)してしまって撮影は一人になるのはわかっていたのでα6300+SEL18135だけ持って行ったんですが、ふと思い立って動画を撮ってみたのですね。

そしたらうちのちょっと古い4Kハンディカムと比較して全然違っていて素晴らしい。

ただ、ミラーレスの手持ちなのでかなり嫌な感じにブレる。こういう状況ではα6300+SEL18135をジンバルに載せて撮るのも面白いかもしれません。

MacBook Proの予備のACアダプタとしてLenovo USB Type-C 65W ACアダプタを買ってみた

X280やT480など、2018年モデルのThinkPadでは電源がUSB-Cになりました。これらのモデルではCPUを上位構成にすると65WのACアダプタが付属します。

ちょっと前にこの65WのUSB-C ACアダプタが直販で大幅割引クーポンが出ていたので、MacBook Proの予備のADアダプタとして購入してみました。2600円くらいでした。

ちなみに、通常価格でも5000円くらいですので、PCメーカーとしてある程度信頼のおけるブランドであるThinkPadの純正アクセサリであることを考えると悪くない値段です。

AmazonなどではMacBook Proに付属するのと同じような、ほぼ正方形の形状のUSB-C ACアダプタを見かけますが、この製品は形状自体は通常のノートPCと同じような長方形の形状で、メガネタイプの電源ケーブルを繋ぐスタンダートな作り。PCに繋ぐコネクタだけがUSB-Cになっている感じですね。

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この先には普通のメガネケーブルが付属します(写真省略)。昔から変わらないタイプのもので、そのうちボロボロになっていく紙のタグが付いてるのも変わりません。

モバイル用として見たとき、このタイプの形状が有利かどうかは怪しいところですけど、まあ、今回は値段で買ったところもありますので、とりあえず無視。早速MacBook Pro 2018に繋いでみることにします。

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おー、問題なく65Wで認識しました。

ちなみに、充電中が「いいえ」なのはMacBook Proがフル充電状態だからです。純正だとACアダプタのモデル名とかシリアル番号とかが出たりしますが、社外品となるのでシンプルな情報のみです。

15インチのMacBook Proに付属する電源アダプタは87Wのものなので、大分弱いわけですが、YouTubeの検証動画を見ると大体60W程度あれば負荷をかけたときにもバッテリがどんどん減っていくこともなく、ほぼ給電と消費が均衡するようですので、65Wでも実用上は問題ないと思って良いでしょう。付属の87Wにおいても、20W程度はUSB-Cコネクタに消費電力の大きなデバイスを繋いだときのための余裕分ということなのかもしれません。

ちなみに、出力的には15V系があるので、Nintendo Switchのドック用ACアダプタとしても使えます。

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お安く購入できたし、汎用性も高そうなので良い買い物でした。

やっぱりiPhone Xは未来のiPhoneのスタンダードモデルだった

iPhoneの2018年モデルであるiPhone XS/XS Max、iPhone XRおよびApple Watch Series 4が発表されました。

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去年、さんざん悩んだ挙げ句発売日購入したiPhone Xですが、新しいUIに対する不安が語られつつも、実際に触ってみて感じたのは「これが未来のiPhoneのスタンダードである」という確信でした。

来年のニューモデルからはホームボタンの付いたモデルはなくなるだろうと思いましたし、液晶メーカーから狭額縁を実現する液晶パネルの発表があったときには「液晶の廉価モデルが出る」ことが想像されました。

そして発表された3つのiPhoneですが、サイズ的にはiPhone Xの後継となる5.8インチ有機ELディスプレイのiPhone XSが最も小さいモデルとなり、iPhone 8 Plusよりもちょっとだけ小さい6.1インチLCDディスプレイのiPhone XR、iPhone 8 Plusとほぼ同サイズのボディいっぱいの6.5インチ有機ELディスプレイを搭載したiPhone XS Maxと続きます。

実際のところ、片手で使おうと思うとiPhone Xでも結構大きく、若干手に余る印象があり、片手での文字入力もちょっとやりにくい印象はあります。価格的には最も台数が出そうなiPhone XRがかなりPlusシリーズに近いサイズになっていることがユーザにどう受け入れられるかは気になるところです。

サイズについて、フリック入力で文字を入力するユーザの多い日本では端末の過度の大型化には批判的な意見も少なくないのですが、両手で持ってQWERTYキーボードで文字を入力する多くの国々では大きな端末の方が使い勝手が良いそう。今回のモデルチェンジに合わせてiPhone SEディスコンになりましたが、上記のような理由から、Appleとしてはコンパクトな端末をラインナップに維持する必要はない、という判断になったのでしょう。

価格については、iPhone XRはこれまでのiPhone 8iPhone 8 Plusのちょうど中間の価格帯となり、最新モデルのエントリープライスとしては上昇したことになりますが、機能を考えるとiPhone XRのコスパは悪くありません。日本の感覚ではちょっと大きなサイズがどう評価されるかは微妙なところですが、個人的にはカラバリも含めて悪くない印象を持っています。これまでのPlusシリーズと比較して安くなった価格は、大きな端末へのチャレンジの一歩としては悪くないかもしれません。

一方で、事前情報では100ドルほど安くなると言われていたiPhone XSがiPhone Xと全く同じ価格で登場。iPhone Xを「高いなぁ」と思いつつ購入した自分としては、ほぼ同等でスペックが最新に更新されたモデルが100ドル安く販売開始されるという噂にちょっと癪な気分でした。ただ、今年妻の端末として購入する可能性があると考えると、結構微妙な気持ち。

より大きなiPhone XS MaxはXSよりも当然高価な価格で登場。Maxという名前が台湾メーカーっぽいのが気になりますが、これのためにXを我慢した人も少なくないはず。

XS/XS Maxは512GBが追加となったことで最も高いモデルは税込17万円ほどになるとのこと。「高い」と評判になっていますが、これは最新のiMac ProやMacBook Proなどと同様の「必要な人のための選択肢」であり、貧乏人が何を言ってもしょうがないところかもしれません。例えば、4K60Pで動画を撮りまくりたい、と思うと、容量はたくさん欲しいですからね。

Apple Watch Series 4は4世代目でついに基本デザインが更新となり、モニタサイズが1回り大きくなったようです。去年くらいから「そろそろ買っても良いかな」と思い始めているのも確かなのですが、なくても良い気もします。なんだかんだで買わないかな。。。

で、今年は自分はどうするか、ですが。

最初に購入したiPhoneである3GSから5Sまでは毎年購入していたのですが、妻がiPhoneを使うようになってから妻と自分が毎年交互に購入していて、去年僕がiPhone Xを買ったので今年は今iPhone 7を使っている妻の購入年。iPhone Xから無理して自分も買い換える、ってほどのことはないかなぁ。。。

性能などはiPhone 7であまり不満を持っていないよう(容量は最小の32GBなのでそこは足りないと言っている)で、カラーバリエーションやサイズについてはやはり一回実機を触ってもらう必要がありそうなので、iPhone XRが店頭に並ぶ頃まではとりあえず様子見かと思っています。

XS/XS Maxを狙っている人は明日が勝負ですね。リロード、頑張ってくださいませ。