料理が別にうまくない人でもできるパラパラチャーハンの作り方

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料理は全く得意でもなんともないですが、在宅勤務や緊急事態宣言の影響で、多少なりとも料理をする機会が増えていて、最近はチャーハンをよく作っていました。ネット上で公開されているレシピを参考にしつつ、料理が上手でなくても確実にパラパラに作れる方法を確立したので、自分が忘れたときのための備忘録としての目的を含め、ご紹介することにします。

まずは材料。下のリストは一人分です。二人分作る場合は卵も含めて材料を倍用意すれば良いです。手順としては、手順5の回数を増やせばよいはずです。ご飯がたくさんあると混ぜるのが大変なので、作るのは二人分くらいまでにしておいた方が良いと思います。

<材料(一人分)>

  • ご飯茶碗1杯山盛り(暖かくて良い)
  • 生卵1個
  • 中華スープの素(味覇) - 少々
  • ウインナーかハムかベーコン(ウインナーなら2本くらい)
  • ネギとかの野菜(適当に)
  • 醤油 - 少々
  • 塩・胡椒 - 少々
  • にんにく
  • サラダ油

ご飯の量は、まず卵と混ぜるので、卵に対して多くなりすぎないように注意。フライパンはテフロン加工のものを使い、木べらかなんかを用意してください。

具などは適当にアレンジしていただいて良いと思うのですが、汁があるものを入れると水分を飛ばすのが大変になりますので避けた方が良いのと、ニンニク・中華スープ・肉あたりは旨味のもとになるはずなので、あまり省略しない方がいいでしょう。

そもそも論として、中火とか弱火とかどれくらいの火加減なの、って話が人によってはあると思いますが、Googleで「中火」とかで画像検索するとそれぞれ例が写真で出てきますので参考にしてください。料理経験がないと、常に強火くらいの火加減にしてたりするので。。。

手順1:生卵を容器に割り、中華スープの素と入れて溶き、ご飯を投入する

まずは、卵かけご飯みたいなものを作ります。生卵を大きめの容器に割って入れて、中華スープの素を少々(1円玉くらいの量)入れてよく溶きます。溶いたらご飯を投入してよく混ぜます。醤油はこのタイミングでちょっとかけてもいいかもしれません。ご飯とキレイに混ざって、ほぼ卵かけご飯な見た目のものが出来上がったらこちらの準備は完了。

チャーハンのレシピを調べると、「先に卵と混ぜるというレシピもありますが、、、」的なことが書いてあって、結局あとから卵を投入するものが多いのですが、失敗を避けたいので先に混ぜます。

手順2:具を適切なサイズに切る

肉(ウインナーかハムかベーコン)や野菜は、チャーハンとして見たことがある程度のサイズに切っておきましょう。

手順3:フライパンにサラダ油を敷き、にんにく少々と具(肉と野菜)を中火で軽く炒める

フライパンにサラダ油を敷き、中火でにんにく少々と具を入れて軽く炒めましょう。旨味的にはニンニクでも生姜でもいいと思います。ニンニクを入れるすぎるとにんにくのきついチャーハンになるので、5mmくらいの量感で。

手順4:火を弱火から中火の間くらいに弱め、卵と混ぜたご飯を投入する

具などを軽く炒めて、最低限必要な日が通ったら、日を弱火から中火の間くらいに弱めて、手順1で準備した生卵と混ぜたご飯(卵かけご飯もどき)を投入します。

チャーハンは強火でひたすあおるイメージがあると思うのですが、それは強力な火を使えるお店の特権。一方で、家庭向けのレシピではあおらずに(家庭用コンロであおると火が弱いので温度が下がるそう)ある程度強めの火で絶えず混ぜ続ける、みたいなのが多いです。

これ、基本的には、「短時間で焦げないように水分を飛ばす」のがキモなのだと思うのですが、これが下手くそには難しい。なので、簡単に焦げない程度まで火を弱くしてゆっくり水分を飛ばす戦略で作ります。

手順5:ご飯をフライパンに平らに広げる、20-30秒くらい待つ、ヘラで裏返すように混ぜる、を繰り返す

弱火から中火の間くらいの火加減を維持したまま、ご飯をフライパンに平らに広げて、20-30秒くらい待ち、その後手早くヘラ裏返えすように混ぜます。

一回やってみて、焦げそうな気がしたら火を弱めた方が良いと思います。おそらく、最初は卵がフライパンに付いたりすると思うのですが、これはある程度ちゃんと剥がしてあげた方が良いんじゃないかと思います。

基本は、フライパンの下にある部分のご飯の水分を弱めの火で飛ばす、焦げる前に混ぜてご飯の違う部分をフライパンの下に移動させて弱めの火で水分を水分を飛ばす、を繰り返すだけです。

最初はご飯も水分が多く、フライパンをあおろうにもご飯がフライパンにくっつくのであおれない、という状況になると思いますが、4-5回繰り返すとご飯がだんだんパラパラになってきます。簡単にフライパンをあおれるくらいにパラパラになったら最後の仕上げです。

手順6:塩と胡椒で味を整える

パラパラになったらスプーンを取り出して味を確認して、塩を追加して味を整えましょう。塩を入れたらフライパンをあおるなり、ヘラで混ぜるなりして味見、という感じです。「少々」ってどれくらいやねん、って話ですが、スプーンだと本当にちょっとです。

うまく説明できないので、慣れるまでは少なめに入れてから都度混ぜて味見せよ、ってことですね。慣れても、味見をしておいた方が無難ですが。

味見をゆっくりできるのも火加減が弱めて焦げないようにしている利点です。パラパラになってから塩を入れることにより、ご飯などとくっつかず、均等に混ざりやすいと思います。

完成

味が決まったら完成です。

この作り方、ググって出てくるようなチャーハンのレシピに出てくる「ポイント」は結構無視しています。料理が上手ならば、強めの火でパパっとうまく作れた方が、最終的な味は良いと思うのですが、同じように作るのは難しいです。一方で、この作り方は、味はそれなりでも確実に失敗なくパラパラなチャーハンが作れるのが強みです。

お試しあれ。