メガネの選び方

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先日、メガネを購入しました。

最近はJiNSばっかりです。その代わり、といってはなんですが、1年1個くらい買ってます。

JiNSが良いのは、度数に応じた薄さのレンズで作ってくれる上に、レンズの追加料金がかからないところ。

同じ激安系でもZoffだと非球面になるだけで追加料金が取られ、僕の度数だと大体屈折率1.67になるので、7700円ほど追加料金がかかり、フレームの安さが吹っ飛びます。

ただ、JiNSのレンズの品質については、値段なりなところはあるような気はします。光源を見たときの滲み感とか、光芒的なものの出来方とか、気になる(気がする)。

僕のSNSのアイコンは、MacBook Proの上にメガネ、なんですけど、このメガネは10年以上前に作った999.9で、フレームとレンズを合わせて7-8万くらいかかりました(999.9のフレーム自体は4万程度なので、購入した店のレンズの設定価格が高かった)。999.9は「逆Rヒンジかっこえー」って思ったのもあるんですが、本質的には「掛け心地の良さ」が肝でした。

掛け心地については、「眼精疲労」という言葉とほとんど無縁になったくらいに効果が大きかったのですが、ただ、長期間使ってわかったこともありました。

  • 高くてもフレームは使用頻度に応じてヘタる
  • 簡単にフレームが曲がる、曲がると掛け心地が下がる(すぐに調整が必要になる)

999.9のフレームは最近まで会社用として最近まで使っていたし、まだ掛けられるんですが、フレームに緑青が出たりして、見た目は結構ボロボロです。こうなったのは最近ではなくて、過去、子供の頃から掛けてきた普通のメガネのフレームと、耐久性にはそれほど差はありませんでした。

あと、メガネをかけたままちょっと横になったとか、側圧の強いヘッドフォンを試聴した、くらいで曲がってしまい、お店に調整に行かないと、素晴らしい掛け心地を維持できない。これはかなり大変でした。

999.9を使いながらも、新たなメガネフレームを探し、最終的にたどり着いた結論はこれ。

  • メガネのフレームの調整には限界があるので、店舗での一発目の「試し掛け」の直感を信じる
  • 調整が不要な(=調整ができない)フレームは、最初から合ってる状態なら、曲がりにくいのでベストなフレームである
  • メガネのフレームは軽さが命

なので最近は、JiNSで見た目が気に入って、掛け心地が良いメガネを見つけたら買う、というパターンになっています。

JiNSのフレームって、AirFrameもそうですけど、ほとんど調節できないんですよね。購入時に一応やってくれますけど、金属のもの以外はすぐ元に戻っちゃいます。なので、最初から自分に合ってるもの、を選ぶのがベスト。

JiNS以外で買う場合も、デザインは良いけど掛け心地が悪いフレームは買わない方が良いと思います。

「掛け心地が良い、とは何か?」についての定義は、

  • 側圧が強くない(締め付けられる感じがない)
  • 掛けた状態で頭を振っても鼻あてがずれない

というのを基準にしてます。

メガネと言えば、フレームを指で上に上げる動作のイメージが結構あると思うんですが、あれを定期にやらないといけないフレームは買っちゃダメ、ということになります。一方で、締め付けるようなフレームだと、長時間使っていると頭が痛くなります。

こういう基準でお店のフレームを試していくと、選択肢って実はあんまりなくて、「掛け心地が良くて、見た目が気に入ったのを見つけたら買っておけ」ってことになるわけです。

ちなみに、冒頭の写真にある今回買ったメガネですが、掛け心地はやっぱりいまいちかなー、でもまあ5000円だし、別途掛け心地が良いJiNSのフレームがあるからいいか、という感じ。それで許せるのも、安いメガネの良いところ。

そんなわけで、すっかりメガネはJiNSになってるわけですが、「掛け心地が良い、とは何か?」については、やはり999.9を購入し、使った経験から来るものなので、999.9は買ってよかったし、もう一度購入しても良い気がします。

そのときはレンズもできればツァイスで。