最近の個人的なキーボード事情(2021/3/15)

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ホコリをちゃんと掃除していないので、あまり綺麗な写真じゃなくて申し訳ないんですが、今机の周りに転がっている主なキーボードを並べてみました。

一番上は一番最近買ったThinkPadトラックポイントキーボードIIで、デスクトップPCの操作用。メインのMacとデスクトップPCがSynergyでうまくつながらないときとか、デスクトップPCを単体で操作したいときとかに使ってます。割といい値段のキーボードなのに、ちょっと勿体ない使い方です。

中央はマジェスタッチテンキーレスの黒軸、かな刻印なしモデル。マジェスタッチシリーズで一番最初に出来たテンキーレスモデルで、購入してから10年以上経っています。Macユーザとしてみると、スペースキーが長くてCommandやOptionキーが使いにくい(詳細は後述)ので、あまり使用頻度は高くありません。あと、黒軸はキーが重たいので、打っていて疲れますが、この当時は茶軸と黒軸しか選択肢がなかったのです。この頃は赤軸はおろか、青軸もなくて、「リニアがいい」と思って買ったのですが、今となっては茶軸にしておけばよかったかなぁ、と思います。 

下段の左はRealforce91UBK-Sです。旧型のRealForceシリーズの、テンキーレス、静音タイプです。このキーボード、購入後しばらく使用していなかったのですが、コロナ禍でキーボードを気分転換のために定期的に交換するようになって復活。未使用期間が長かったことが影響してかゴムの部分がへたっていて、購入時よりもキーがだいぶ重くなっているような気がしますが、スペースキーは短いので使いやすい。結構使います。標準的なRealForceって、小指のキーの重さが30gなんですが、これ、上に指をおいて、ちょっと負荷をかけるだけでキーのスイッチが入ってしまうことがありますよね(職場で使っているもので現象が発生)。そう思うと、ちょっと重くなってる今がちょうどよいのかもしれません。

最後、下段の右は去年購入したHappy Hacking Keyboard Professional BT 日本語配列です。墨はキーの刻印が本当によく見えなくて、覚えてない記号キーとか打つときに困ったりしますが、若干特殊な配列にも慣れて、使用頻度は一番高いキーボードになっています。なお、HHKB Proは指に関係なく全部45gです。さすがです。

本当はこれに今どきの軽めのリニアスイッチ(赤軸かシルバー軸)のメカニカルキーボードを買い足したいのですが、割と良いのがないんですよねぇ。

求めるものとして、以下のような要件があります。

  • テンキーレスもしくは60%系のコンパクトキーボードで日本語配列のもの
  • スペースキーが短く、変換・無変換キーの位置がMacBookのキーボードと違和感のない位置にあるもの
  • ただし、スペースキーはホームポジションに大して左右均等の長さであること

なんでかわからないんですが、最近のキーボードってスペースキーが長いキーボードが多いですよね。

Windowsの場合、ブラインドタッチで主に使うのはCTRLキーなど左端にあるものが多いので、スペースキーが長い方が押しやすい、ってことなでしょうけど、Macの日本語キーボードの場合、スペースキーの左右にある「英数・かな」キーや英数の左のCommandキーを多用しますから、これらのキーの位置が非常に重要になります。スペースキーが長いと親指の移動距離が長くなって押し間違いが増えます。

このあたり、RealForceはわかっていて、Mac向けのモデルだけスペースキーが短くなっています。

ただ、僕の場合、いつかWindowsでも使うことを想定しておきたいので、Macのキーコードを発行してしまうキーボードはあまり買いたくなくて、基本はKarabiner-ElementsでWindows用のキーボードのキーを変換するような使い方をしています。

macOSは繋がっているキーボードごとにキーコードを変換するようなユーティリティがあるのですが、Windowsはシステムで1つしか設定が持てず、レジストリを変更して再起動して反映するようなユーティリティが基本なので、キーボードを繋ぎ変えることを考えると、あまり特定のキーボード向けに変なキーの変換しちゃうと、キーボードを繋ぎ変えたときに困っちゃうのですね。

HHKB Proも、僕の持ってる旧型のBluetoothタイプは背面のディップスイッチでMacのキーコードに変わるようになっているんですが、敢えてWindows設定のまま使っているくらい。なんか良い製品ないですかねぇ。

そんなわけで、今回は普段はあまり使わないマジェスタッチを使ってキーボードについて語ってみました。ちょっと押し間違いしやすいですが、キーボードを入れ替えるとやっぱり気分転換になります。ではまた。