Microsoft All-in-One Media Keyboardを買ってみた

Microsoft All-in-One Media Keyboardを買ってみました。購入目的はズバリ、Windows 8.1でリビングPCを構築するため。

まずはサイズとキー配列について。比較対象は15インチMacBook Pro Retinaモデル。
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筐体サイズが英語キーボードをベースに設計されているため、右側の一部のキーが小さくなっているのが非常に惜しいですが、配列自体は素直なもの。

この手のトラックパッド付きマルチメディアキーボードでキー配列が「普通」で値段が4000円前後と安い、これだけで既に購入する価値アリ、です。

ただ、「¥」キーが小さいこと、Enterキーの右側のトラックパッドに触れてしまって誤操作してしまうことが結構多いのが気になります。ファンクションキーの動作についても、F1〜F12キーはFnキーとのコンビネーション、そのまま押すと青色で印刷された機能が実行される、という今風のもの。

トラックパッドは2本指でスクロールができるのですが、Macと同様に指を上にスライドすると画面が下にスクロールするようになっており、適度に加速度が付くようになっています。トラックパッドの操作性はMacBook Pro/Air内蔵のものとすると触り心地や反応なども含めていまいちですが、我慢可能なレベルだと思います。
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これらの機能はハードウェア的に実現されているらしく、Windows7など、特別なドライバを入れなくても上記のように動作します。個人的には、ファンクションキーはF1〜F12キーがデフォルトであって欲しいし、スクロールの方向も逆が良いので、正直、気に入らない。キータッチについては、キーストロークが浅めで気持ちよくないです。

電源は単4電池2本。付属するのはマイクロソフト定番のDURACELL電池。
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レシーバーはマイクロタイプで、電池横に収納することもできます。レシーバー収納部にはマグネットが仕込まれていて、レシーバーが引っ付くようになっています。

ちなみに、目立たないですが本体右側に電源スイッチがあります。
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純粋にキーボードとして見ると、配列上少し気になるところもありますが、コストパフォーマンスを考慮すると悪くないキーボードだと思います。当初の目的であるリビングPCとして使う場合の出来については、また別の機会に(今PCを少しずつセットアップしている)。