キーボード試し打ちその3。今回は「ThinkPadトラックポイントキーボード」。
その昔はSpace Saverなどと呼ばれていたトラックポイント内蔵キーボードですが、いつの頃からかThinkPad系のキーボードパーツを流用するようになりました。まず7列キーボードを搭載したモデルが出たあと、この6列キーボードのタイプになりました。現時点（2020年5月）では日本では現行モデルですが、海外では新型が売られ始めているようです。
このキーボード、有線とBluetoothタイプの2種類があって、持っているのは有線接続タイプ。今見ると今回紹介しているのと同世代のBluetoothタイプは既に販売停止になっています。近々発売されるという新型は専用の無線ドングルとBluetoothの切替式になっているようなので、より使い勝手が良くなりそう。日本で発売されたら入手したいと思っています。
持ち運んでの使用も考慮されているのか、6列タイプにも関わらず、ウルトラナビ（トラックパッド）は搭載せずコンパクトに仕上げられており、重量も軽め。USBはmicroBタイプで写真のケーブルが出ている位置にありますので、L字型のUSBケーブルを使っています。
キー配列については、特殊だった7列キーボードと違って、通常の6列配列なので使いやすいのですが、カーソルキーの左右にキーがあり、PageUp/PageDownが割り当てられているのが個人的には気に入りません。ただ、Enterキー周りも狭くなってるキーがないのは良いですね。
キータッチについては、さすがにThinkPadの名を冠するだけあって良好。キーストロークは最近のノートPCと違って深く、その上たわむ感じもほぼありません。メインのキーボードとして常用できると思います。
トラックポイントはPCのセットアップ時などにつないで使うときにも便利で、一個は持っておいて損はしないキーボードです。通常価格だと7000円以上していしまいますが、Lenovoの直販ではセールで半額以下になっていることがあるので、そのタイミングを狙うと良いでしょう。
