今さらですが新型MacBook AirとMac miniの話

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10月30日にはiPad Pro / MacBook Air / Mac mini と発表されましたが、とりあえず見てきました。

今回はMacの話。

でまずは新型MacBook Airですが、これはMacBook Pro 13インチの「廉価版」ですよねぇ。

ボディの形状こそ初代Airから続く、横から見たときにくさび形になるシルエットであるものの、サイズ的には現行13インチMacBook Proとほぼ一緒で、重さも100g軽いだけです。CPUが超低消費電力版のYプロセッサであることもありバッテリ駆動時間はAirの方が長く、好みの分かれる(多くの人はあまり好きではないと思われる)Touch barがない、カラーが3色から選べる、というところは人によって利点と捉えるかもしれませんが、予算に余裕があればTouch bar付きの13インチMacBook Proでいいんじゃないかと思ってしまいます。

値段の差が1万円以下で、今年モデルチェンジされていないTouch barなしの13インチMacBook Proと比較した場合でも、Airに搭載されている第8世代のYプロセッサであるAmber LakeはほぼKaby Lakeそのままと言って良いようですから、Iris Plus Graphicsを搭載するProの方が、性能的な満足度が高いのは明らか。

ただ、2017年までのMacBook Pro / MacBook はキーボードにリコールに相当するような不具合があるとされているので、キーボードは新世代になっているAirが良さそうです。

そんなわけでPros Consはあれど、現行のMacノートブックラインナップの中で、Airを選ぶ積極的な理由というのは、個人的には正直なところあまりないように感じますね。

Mac miniについては、CPUがモバイル用のHプロセッサの高クロック特別版となり、ストレージもSSDになりました。スペック的には、ディスクリートGPUがなくなった15インチMacBook Pro相当となり、メモリが増設可能であることも考慮すると、かなりコストパフォーマンスの高いMacになったと言えるでしょう。

ディスクリートGPUについても、eGPUによってThunderbolt3接続で追加可能ですし、デスクトップMac使いで予算をある程度セーブしたい場合には非常に良い選択肢になりそう。

初代Mac miniはその値段の安さから、Macを買ったことにないPCユーザが「特に使いみちもないのについ買ってしまう」存在だったような気がしますが、このMac miniもコストパフォーマンスの観点では同じような買い方をしても良いかもしれません。15インチMacBook Proを買ったばかりなのに、使いみちは買ってから考える前提でも、ちょっと気になります。

まあ、買いませんが。