Mac mini (2020、M1チップ) モデル名MGNR3J/A

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Appleには学生・教職員向けの割引があるんですが、4/18まで「新学期を始めよう」というキャンペーンが実施されています。

Macは最新のMac Studioを除くすべてのモデル(14/16インチのMacBook Proも!)が対象で、通常よりも割引された「学生・教職員価格」に加えて18,000円分のApple Gift Cardが付きます。このキャンペーンで一番安いM1チップのMac miniを買うと、本体価格73,800円から18,000円のギフトカードが付くので、なんと実質55,800円。

現在たまたまその購入権利があるので、試しに買ってみました。

一番安いMac miniってどんなスペックかというと、こんな感じ。

  • Apple M1チップ(8コアCPU/8コアGPU
  • 8GBメモリ
  • 256GB SSD

なお、去年購入したMacBook Proはそれなりにスペックを盛ったので下記のようなスペックにしました。

  • Apple M1 Proチップ(10コアCPU/16コアGPU
  • 32GBメモリ
  • 1TB SSD

全部Mac miniより上。

そのため、自分は敢えてM1チップのMac miniを使わなければいけない理由はないのですが、M1チップの発表当初に「メモリ8GBでも使える」とか「M1チップで充分」みたいな話もあって、本当か興味があったのと、Mac miniって色々と便利(なにかのサーバにするとか)らしく、1台持っておきたかったので。

とりあえず、普段MacBook Proで使っているLightroom Classicプリセットなどの設定をMac miniにコピーし、既存のカタログと画像を読み込んでちょっと現像してみましたが、確かにメモリ8GBでも思ったよりも快適に動きますね。メインメモリの足りなさをSoCのパワーと内蔵ストレージの性能で押し切ってる感じがします。

一方で、M1およびM1 Proの両方で気になるのは、USB接続のSSDの動作で結構引っかかるときがある、ということ。使っているThunderbolt3ドック(実質的にはUSBドックだが)やUSB接続のSSDとの相性もあると思うんですが、USB接続SSDに入っているデータに対する重たい処理が入ると、急にレインボーカーソルでしばらく待たされたりすることがあります。SSDを本体のUSBポートに繋げるか、ドックの下に繋げるか、でも結構変わる。このあたりはやはりIntelより互換性などの点で劣るのかな、とも思います。

とはいえ、こんなに快適ならM1チップ発表当初に「とりあえず」でM1チップの一番安いMacBook Airを買ってしまって、その時点でIntelチップの15インチMacBook Proを処分してメインとして使っても良かったのでは?と思いました。

発表当初のレビュー、あんまり信じてなかったんですよねぇ。メモリが足りなくて引っかかるところは確かにありますが、メモリ16GBで余裕がなく、スロットリングもよくかかっていた前の2018年モデルの15インチMacBook Proでもレインボーカーソルはよく見ていたので、これなら全然我慢できた気がします(16GBでも足りないのに8GBなんて、、、というのは買うのをやめた理由でもあるのですが)。

まあ、今となってはM1 Pro/Max/Ultraと性能面での選択肢が広がってますから、メインPCとして無印のM1チップを選択する理由はないですが。

やってみたかった検証は済んだので、本格的に使い道を考えていこうと思います。