ロシアレンズ3本目、Helios 44M-7 58mm f2

ロシアレンズの3本目。Helios 44M-7です。

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2年ほど前にeBayロシアレンズを1本購入しましたが、今回もこのときと同じようにeBayで購入。レンズ55ドル、送料15ドルでした。

ほぼ使用感のないデッドストックっぽいのが届きました。

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使用時にはこんな感じでプロテクトフィルターとねじ込み式の金属製フードを付けて使っています。M42マウントなのでAmazonで安いマウントアダプターを買って使っています。

僕の場合APS-Cで使うので1.5倍で35mm換算で約87mm。フルサイズで使えばちょっと長めの標準レンズですが、APS-Cでは中望遠レンズになります。50mm(換算75mm)のレンズは数本持っているのですが、ちょっと感覚が違います。定番の画角である85mm相当に近いほうがやっぱり使いやすいかなぁ、という印象です。

江ノ電

上の写真のように、絞り開放のF2だとちょっと甘め、F2.8よりも絞っていくと必要十分なシャープさ。色についてはあまりオールドレンズっぽくなく、コントラストが高い感じ。

夜の電気街

Helios 44と聞くと、オールドレンズとしては「ぐるぐると回るようなボケ」が有名ですが、購入したのはコーティングなどが改良された後期のモデルなので、実はそれほどぐるぐるしません。APS-Cで使っているのもあるかもしれませんが、「改良」によって「ぐるぐる」が目立たなくなった傾向もあるようです。

北鎌倉 東慶寺にて

上の写真は割とぐるぐるしてると思います。

北鎌倉

そんなわけで、実は「ぐるぐるボケ」に期待して買ったので結構がっかりしてしばらく防湿庫に入れっぱなしになっていたのですが、紫陽花シーズンになって持ち出して使ってみてから、割と気に入っています。