去年購入した12万円の高級コンデジの話

実は、去年12万円の高級コンパクトデジカメを購入していた。

iPhone 12 Pro Maxである。

以前、中古で購入したRX100は壊れてしまった。

「内部のフレキの断線」という初代RX100の持病のような症状らしいが、修理はしないことにした。そして、代わりも買わないことにした。

iPhone 12 Pro Maxを買ってから、ミラーレスを持ち出して写真を撮っているときに、ほぼ同じ構図でiPhone 12 Pro Maxでも写真を撮ることが多くなった。三脚を立てて撮るようなシチュエーションでもブレず、それなりに映る。構図の確認などに便利である。

で、そうやって撮った写真が結構溜まってきたタイミングで、前からやってみようと思っていたことをやってみた。

それは、普段ミラーレスカメラで撮った写真に当てている「Lighttroom Classicの自前のプリセット」をiPhone 12 Pro Maxに当てて、まじめにRAW現像してみる、ということである。

Lightroom Classicのプリセットを書き出し、PC上のLightroomにインポートすると、プリセットが同期されてiPhone上でも同じプリセットが使える。iPhone上のLightroomアプリでLightroom Classicと同じやり方で現像をし、PC上のLightroomから書き出したものを何枚か貼ってみる。

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iPhone XS MaxからiPhone 12 Pro Maxに買い替えて、超広角レンズが追加されたのがまず嬉しい。そして、望遠側も少し焦点距離が長くなり、使いやすくなった。メインの広角の画角が自分的にはちょっと広く感じることもあるが、気にせずデジタルズームしてしまえば良いだけの話。超広角から中望遠までをカバーする良いカメラだと思う。

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撮影は全て標準カメラアプリで行っている。基本はミラーレスに対するサブカメラなので、細かく設定せず撮れる方が良い。なお、RAW現像はプリセットを当てただけでなく、部分補正もかけている。本当にほぼPC上でのRAW現像と同じように作業したものである。

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自分の場合、基本的にコントラスト強めで彩度も高めに現像しているので、印象としては思ったよりもそれっぽくなった。夕景などのグラデーションが厳しいものもあるが、夜景の方はブログに貼るサムネイルの状態では割と大丈夫な印象。

「レンズ交換式カメラを使う意義のある写真を撮ってないんじゃないか?」ということのような気もするが、これならiPhoneでの写真撮影も楽しめそうだ。