居間のTVにはAmazonのFire TV第3世代(4K対応)を繋いでいました。
Amazon Prime Videoは使ってるTV本体にも見る機能が付いてるんですけど、ちょっと古いので2番組録画していると制限がかかるので、別途STB機器を用意しています。第3世代のFire TV、OSのアップデートに伴ってUIの動作に少し引っかかりを感じるようになっていたので、ブラックフライデーセールで安くなっていた新型のFire TV Stick 4K Maxを購入してみました。
まず気になったのはリモコン。だいぶボタンが増えました。
TVのリモコンを使わずとも、このリモコンだけでTVの電源を入・切ができ、HDMIの入力をHDMI CECでFire TVに切り替え、さらにTVの音量を調節することができます。これはチューナーが重視されない米国向けの仕様がベースになっていると思いますが、日本でも放送を見ようと思わなければ、これで済んでしまうでしょう。
一方で、我が家では逆方向のHDMI CECの動作で「TVのリモコンでFire TVを操作する」ということの方が多いため、その場合このリモコンはほとんど使わないのですが。
他には、リモコン下側にVODサービスのアプリを直接起動するボタンが4つ付きました。
最近のTVですと、リモコンに6-8個ほどVODサービス起動ボタンが付いていて、YouTube/Amazon Prime Video/Netflixを含む主要サービスを網羅しているのが一般的ですが、このリモコンにはYouTubeがありません(YouTubeアプリはインストールはできます)。普通のホーム画面にもAmazon Prime Videoの動画が表示されるのに、わざわざ別途Prime Videoアプリを起動するボタンが付いているのも謎です。
これはStick 4K Maxモデルに限った話ではないのですが、Fire OS 7では
「アプリのランチャーを兼ねつつコンテンツも表示するホーム画面」↓
と「コンテンツを表示するAmazon Prime VideoのUI」↓
が両方あって、どう使い分ければよいのか正直わからない。
また、いつのまにか、Netflixのように家族のプロファイルを設定するようになりましたが、これが「ホーム画面」と「Amazon prive VideoのUI」で別々に設定する作りになっているのは、正直言って頭がオカシイです。どうしたらこうなってしまうのでしょうか。
今のFire TVって「STBとしてアプリを機動する仕組み」「他のVODサービスを束ねて提供するチャンネル」「Amazon Prive Video」の3つを提供する必要が商品になっていると思うんですけど、少し整理が必要な感じがしますね。
付属のリモコンを使わずテレビのリモコンで操作するの主となる我が家ではおそらく「アプリのランチャーを兼ねつつコンテンツも表示するホーム画面」の方をメインで使うことになりそうですが、コンテンツを探しにくいUIなのがいまいち。本当は付属のリモコンを使って音声で検索するのが正しい使い方なんでしょうね。
UI自体はデバイスの買い替えとは関係なくアップデートされていってしまうので機器に対して文句を言うのが意味がなく、性能的には動作も快適になったので、総合的に見ると「買い替えてよかった」という結論にはなります。