Apple製のApple Wireless Keyboard(別売)を固定し、ケースとして持ち運び用にキーを保護しつつ、保護部分が折れ曲がってタブレットスタンドになる、という非常によくできた製品です。
以前、Incase Origami Workstation Case(以下、Origami Workstation)というApple Wireless Keyboard用のケースがありましたが、かなり「インスパイア」された製品と言って良いでしょう。Origami Workstationは持っていたのですが、ボロボロになってしまったので捨ててしまい、製品もディスコンになってしまいました。手元に対応する旧タイプのApple Wireless Keyboardが余っていたので、iPad mini6と組み合わせて使うために買ってみました。なお、旧型の角が四角いタイプのApple Magic Keyboardに対応したモデルもあります。
Origami Workstationとの違いは下記。
- スタンドとして自立させるための留め具がベルクロからマグネットになっている
- ケースとしての外側の素材はフェイクレザーになっている
- キーボードの固定パーツが樹脂系の素材になっており軽い
基本的には、Origami Workstationと比較して質感は安っぽくなっているものの、耐久性など実用上は改良されていると思います。
軽くなっていて持ち運びやすくはなっていますが、Apple Wireless Keyboardは単三乾電池を電源とする関係上、厚みは出ます。現代の基準で「モバイル」する気になるか、人によってはちょっと厳しいかもしれません。
Apple Wireless Keyboardの販売が終わってかなり経ちますので、今さらこのケースが欲しい人は限られるような気はしますが、自分と同じように使ってないのが余ってる方には悪くないと思います。なお、別のキーボードに対応した製品もありますので、購入前には良く確認の上、ご購入ください(下のリンクは左側が今回購入したApple Wireless Keyboard用で、右側が旧デザインのApple Magic Keyboard用です)。