写真のRAW現像はずっとMacBook Proでやってるんですが、そんなに高い構成（例えば大容量のSSDを搭載した構成）のMacBook Proは買えないので写真は外付けのストレージに入れています。5年ほど前に2TBのSSDを導入してから、撮影した写真はまずUSB接続のSSDに保存して、RAW現像する構成になっています。
2TBのSSDは一回買い替えたりして、性能面では問題ないんですが、昨今のNANDメモリ市況の影響もあってSSDの価格が下がってきたので、現実的な価格帯になってきた4TBのSSDに買い替え。
自分の場合、接続は結局USB 3.2 Gen2になってしまうので、NVMeインタフェースのQLCモデルではなく、SATAインタフェースのTLCモデルであるSamsung 870 EVOを選択しました。読み込み/書き込み共に最速で400-500MB/s程しか出ませんが、TLCで連続書き込み時の速度低下は少ないようなので、コスパの良いNVMeよりも大量の写真を取り込むときには良いのではないか、という判断です。
SLCキャッシュの使い方にもよりますから、実際はわかりませんけど。
4TBのSSDを購入したのは、ここ最近、1年間に撮影する写真のデータ容量が年間2TBくらいになっていて、1年分の写真をSSDに保存しておくことができなくなっていた、というのが動機としてあります。性能的には、SATA程度の速度のSSDでもそれほど困っていないので、取り込み時の性能は維持しつつ、大容量化を計った、ということになります。
前のSSDからのデータ移行も、40-50分くらいで平和に終わったし、取り込み時もダレずに最後まで書き込み速度は維持されるし、性能的に前使っていたのから劣るところもないので、とりあえずはOKでしょうか。
今買うなら、ほぼ同価格になっているQLC NVMeと、TLC SATAのどちらにするかは結構悩ましいところです。個人的には総合的にTLC SATAのモデルにしましたが、用途によってはQLC NVMeの方が良いかもしれません。
あと、自分はなるべくメインで使う場合には避けるんですが、NAND製造メーカーではないブランドのSSDになるともっと安くなります。ちょうど値下がっていて買い時なので、これまで大きめのデータをHDDにデータを保存していた人も、SSDに移行するチャンスです。
