Etymotic Research mc5を見直す

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既に販売が終了しているEtymotic Researchのダイナミック型イヤホン。妻が自分のワークスペースを片付けていたら見つかったそう。そういえば渡してた気がする。

なお、妻は耳の形的に普通のイヤホンは使っているうちに抜け落ちてしまうようで、現在は販売が終了しているSTH40Dというイヤホンを使っています。

さて、話を戻して、このmc5ですが、確かヨドバシAkibaで販売終了品としてセールになっていて(4Fのオーディオコーナーのレジの前でやってるヤツですね)、50%割引くらいになっていて3000-4000円で購入した気がします。

Etymotic Researchといえば、シングルBAのER4シリーズが有名ですが、このmc5は7000円程度で販売されていた廉価モデルなのでダイナミック型です。

購入後、付属のイヤーピースで聴いてみた結果、高音がシャリ付く感じがして、「Etymotic Researchでも値段が下がるとこうなるのかー」と思って、妻にあげてしまったんですけど、このとき使ったのと同じイヤーピースをER-4SやER4SRに付けても似たような印象を受けて、「これはイヤーピースの音なのか!」ということに気づきました。

あげたものの、使っていないことはわかっていたので、掃除で見つかって予想通り戻ってきました。

さっそく、イヤーピースをER-4S用の不透明なグレーの三段キノコタイプのイヤーピース(ER38-18)に交換して聴いてみると、全然印象が違います。

高音の気になるシャリつきは軽減され、Etymotic Researchならではの独特の解像感も、上位機種ほどではありませんが、そのエッセンスは感じられます。低音の変な強調もなく、聴きやすい。悪くないじゃないですか。

ER-4SやER4SRはインピーダンスが高めなので、ポータブルな機器では使いにくいのですが、ダイナミック型なので駆動しにくいということもない。これはタブレットやPCなど、駆動力があまりない機器に直結して使うイヤホンとして、使いみちがありそうです。