Google Pixel Buds Pro Coral

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去年、Pixel 7を買ったときに21,000円のGoogleストアのクレジットが付いてきたんですね。

これの使い道がずっとなくて困っていました。

期待していたPixel Tabletは自分が求めていたのとは違う高価格なタブレットとして出てきてしまったし、メインはあくまでiPhoneで、Pixel7は家の中で使うサブのスマートフォンなので、Pixel Watchなどの連携機器を買っても意味がない。

もう少しで使用期限が切れそう、というタイミングでセールになっていたPixel Buds Proが価格的にちょうど良くて、数百円足すだけ手に入ったので、買ってみました。

Pixel Buds Proは「Pixel」とモデル名にブランドが入っているものの、基本はマルチペアリング・マルチポイント接続が可能なBluetoothフルワイヤレスイヤホンです。機能制限はありますが、iPhoneに対してもペアリングして使うことができます。マルチペアリングでいろんなデバイスとペアリングしておいて、「後から接続したもの勝ち」で切り替える、という機能は満たしており、OSに関係なく組み合わせて使えています。

音質については「好みの音」ではないのですが、音質的には不満もない感じです。定価28,000円ですから、シャリ付きもなく、そんなに悪くない。動画とか見る分には充分な音質。

装着感については、個人的には「歩いてるとポロッと落ちるんじゃないか?」という不安を感じるところが正直あります。WF-1000XM4が「不意に手が当たったりしない限り落ちることはない」という安心感があるのと比較すると、装着時にかっちりハマる感じがない。なので、現状の用途としてはWF-1000XM4が外出時用で、Pixel Buds Proは家の中で動画見たりするときなどに使う「サブ」という感じになっています。

以前買った中華イヤホンをワイヤレス化するアダプタは結局みんな壊れてしまったので、それなりの音質のPixel Buds Proが追加でお金を払うことなく手に入ったのはちょうど良かったです。

普通にお金を出して買うかといえば、iPhoneユーザがわざわざ買うものではないと思うのですが、まあ、実質ほぼタダだったしね。

mmcx変換コネクタを付けたEtymotic Research ER-4Sの先を「純銅」の中華ケーブルに交換する

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買ってからもう少しで16年になろうとするEtymotic Research ER-4Sですが、元から付いていた純正ケーブルがボロボロになって使えなくなってから迷走しておりまして、

リケーブルして失敗したり、

さらに抵抗入りのmmcx変換コネクタを買って適当な中華系のケーブルを繋いだりしたのですが、

それでもまだキンキン過ぎる感じが気に入らないので、ケーブルでキンキンした感じを低減させることを目指してケーブルを交換してみます。mmcx変換コネクタを買ったときに同時に買ったのは適当に安そうなの(2000円くらい)を選んだのですが、今回もやっぱり中華系のケーブルです。

前のは「銀メッキ線」だったので、今回は「純銅」と書いてあるものにしました。一般的には「銀線」とか「銀メッキ線」と呼ばれるものは結構解像感が強調されがちです。

マイルドな感じのイヤホンだと、ちょっと解像感を強調することで良い意味で「味変」になるかもしれないのですが、こちとら高音の解像感が特徴のER-4Sです。さらに強調すると「限度」を超えてしまいます。

購入した「純銅」ケーブルは999円だったんですけど、ある程度期待通りに音が変わって、普通に長時間聴いてられる感じにはなりました。

基本的にリケーブルはしたくないのですが、ER-4Sはもう純正のケーブルを入手する手段がないのでどうしようもありません。銅系のケーブルでもう少し良いのに交換してみたい欲はちょっとありますが、とりあえずはこいつでしばらく様子を見ることにします。

HP mt45 Mobile Thin ClientにWindows 11 Homeをインストール

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秋葉原イオシスで買ってきたシンクライアント、HP mt45 Mobile Thin Clientの話の補足。Windowsのセットアップ時の記録です。

手持ちのWindowsのライセンスに余裕があったのでWindows 11 Homeを入れています。話によると、購入したものはWindows 11 ProだとOEMでライセンス認証が通っちゃったりする、というツイートも見たのですが(試してないので本当かは不明)、セットアップ時は知らなかったのでWindows 11 Homeです。

下記のページを参考にしていますが、OSが違うのでちょっと違うところがあります。

Windows 11のインストールは各自クリーンインストールしていただくとして、ドライバ類をどうしたのか、という話になります。おそらくWindows 11 Proでも差は出ないと思いますので、参考にしてください。

まずはHP mt45 Mobile Thin Clientのユーザーガイドのページから、

「ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード」に進み、OSとしてWindows 10を選んで上から順にインストールしていきます。途中にはBIOSのアップデートありますが、それも適用。

その後、AMDのサイトからWindows 10/11用ドライバをダウンロード。

Windows用ドライバをダウンロード」をクリックしてダウンロードできるexeファイルを実行すると、デバイスを勝手に認識してインストールしてくれます。

ただ、これを実施すると再起動やシャットダウンができなくなってしまいました。ちょっとググってみると下記のサイトを発見。

Lenovo製のPCでの現象ですが、このサイトの通りにデバイスマネージャーから「AMD Audio CoProcessor」を無効化したら解決しました。

あとは、トラックパッドのスクロールなどが全然動作しなかったので、これはmt45のベースになっているEliteBook 745 G6のサポートサイトから「ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード」に進み、Windows 11用の「Synapticsマウスドライバー」をインストールしたら解決しました。

他にもmt45のWindow 10用のドライバよりも新しくて互換性のあるドライバがあるのかもしれませんが、とりあえずはこれで問題なく動作しています。BIOS以外はEliteBook 745 G6のWindows 11向けのドライバを入れれば良いかもしれませんね。

HP mt45 Mobile Thin Clientを買った

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自分は使ったことがないのであまり詳しくないんですが、ビジネス向けPCの中には「シンクライアント」いう分野のモデルがあります。業務上重要なデータを手元に置かないようにするためにリモートデスクトップの技術を使っているものが多いようなんですが、これが中古PC屋さんに安く出回ることがあります。

で、これらの「シンクライアント」の中には「中身は普通のPC」というのが結構あり、OSを入れ替えたりして遊べるわけです。

ちょっと気になっていたところに秋葉原イオシスにHP製のノート型のモデルが100台単位で入荷した、というツイートを見かけたので買ってきました。

買ってきたのはHP mt45 Mobile Thin Clientという2019~2020年頃に販売されていたモデルで、ざっくり下記のようなスペック。

  • CPU:AMD Ryzen 3 PRO 3300U
  • メモリ:DDR4-2400MHz 8GB(4GBx2枚)
  • SSD:M.2 128GB
  • ディスプレイ:14インチフルHD
  • 重さ:1.53kg

販売価格はACアダプタ付属、保証なしで2万円。エルミタージュ秋葉原で記事になってますね。

同じモデルの他の店の販売価格を調べるとちょっと高めな印象も受けましたが、外装こそ輸送時などに若干雑に扱われた印象があるものの、キーボードは手垢などの汚れなし、出荷後電源投入もされていないと思われる未使用品。

このHP mt45 Mobile Thin Clientですが、ベースとなったのはHP EliteBook 745 G6というモデルのようです。HPのビジネス向けノートPCのラインナップは下からhpシリーズ、ProBook、EliteBookなので、筐体としては最上位モデルと同等のものが使用されています。ロゴもプレミアムロゴです。

高機能・高性能なCPUなどを搭載することを想定した設計のためか、重量はちょっと重めの1.53kg。個人的には1.3kgを切ると軽く感じるんですが、これはちょっと重いですね。

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同じモデルが日本国内では販売されていたのかはわかりませんが、キーボードはちゃんと日本語。エンターキー周りのキーが大きすぎますが、これは英語キーボードだと右に一列あるのを潰した結果のよう。

入力デバイスは一般的なトラックパッドだけでなく、ThinkPadトラックポイントのようなスティック型のポインティングデバイスも搭載しています。トラックパッドWindowsで適切なドライバを入れた状態では非常にスムーズに動作、使いやすいです。こういうところはベースモデルの価格帯が反映されています。

あと、どう使うのか知りませんが、なぜかスマートカードスロットが付いてます。社員証かなんかで認証するんですかね。

CPUはZen+アーキテクチャのRyzen3で4コア4スレッド、ThinkPad E495と同世代の下位モデルになります。ブラウザでWebを見るといった作業なら快適にこなせるスペック。

HDMI端子は2.0対応で、4K60Pで出力できます。ただ、CPUのスペック的には4K60Pでの動画再生はちょっと厳しそうに見えます。

USB-C端子は付いていて充電もできますが、AMDなのでThunderboltには非対応。USB-Cからの映像出力は4K60PとUSB3.0が排他(BIOS画面で設定変更)になる仕様です。USB-Cで充電が出来るので、ピンタイプの専用ACアダプタも付いてきましたが、これは普段は使うことはないですね。

ディスプレイはノングレア、IPS方式の14インチフルHD。液晶パネルの品位はビジネス向けと考えると良い方だと思います。

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使い道ですが、余っていたメモリとSSDに交換し、メモリは12GB(8GB+4GB)、SSDはMVMeの512GBにして、OSもライセンスが余っていたWindows 11 Home(本体に通常のWindowsOEMライセンスは紐づけられていないので別途ライセンスが必要です)をインストールして、家の中でちょっと使えるノートPCとしてセットアップしました。

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そういう用途のノートPCとしてThinkPad E495があったんですけど、今は長男がほぼ専有していて、そうなると10年もののThinkPad X220か、SoCが遅いASUS Chromebook Detachable CM3あたりになってしまうので、さすがに使ってて辛かった。

このHP mt45 Mobile Thin Clientは画面解像度も必要十分で、キーボードやポインティングデバイスの使いやすいし、メモリとストレージを強化して性能面でも問題ないので、結構満足しています。筐体がEliteBookベースなので、「なんちゃってThinkPad 」のThinkPad E495より正直言って使いやすい。

このブログ記事を書くのにも非常に快適で、良い買い物でした。

Amazonプライムデー2023と先行セールで買ったもの(ネットワーク編)

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Amazonプライムデー2023で買ったもの、続き。今回はネットワークデバイス編。

我が家のインターネット回線は、賃貸のマンション内がVDSLなので結局速度は80-90Mbpsくらいに制限されてしまうのですが、家の中は複数台のPCがあることもあり、ギガビットイーサ(1Gbps)でも性能面で物足りなさを感じることがありました。

MadでもデスクトップPCでも、性能が必要なストレージこそSSD化しているものの、バックアップ先は大抵HDDのままなので、10Gbpsは不要。10Gbpsは高いし熱いし、デスクトップPC側のインタフェースもPCI x4などが必要。AMDのA/Bシリーズのチップセットでは厳しい。

ということで、現実解としてUSB3.0やPCIe x1の規格の範囲に収まって、HDDで複数台転送すればギガビットイーサに対してメリットのある2.5Gbpsのネットワークを導入したいと思っていました。

どうしようかと悩んでいたところ、ちょうどプライムデーセールでPlanexの8ポートタイプが12000円を切っていたので購入。結構コンパクトでちょっと放熱が厳しいようですが、机の下のPCなどの熱源から離れた場所に設置するので大丈夫でしょう。これまで使っていたBUFFALOのギガビットのスイッチは電源内蔵でしたが、このPlanexの2.5GbpsのスイッチはACアダプタでした。

スイッチだけ買っても仕方がないので、PCのLANインタフェース側はとりあえず2つ(PCIeとUSBを1個ずつ)買ってみました。

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HDD1台同士のデータ転送だと100MB/sくらいしか出ないので、ギガビットイーサでも足りるのですが、複数台のHDDでデータをコピーし合う状態だと差が出ますね。購入したのはとりあえずWindows PCに繋いだのですが、MacBook Proに付ければ写真のバックアップも速くなるかなぁ。Mac miniも速くしたいのであと2つくらいは追加で買うか。

なお、自分が買ったのはPlanexのスイッチなのですが、アイ・オー・データにもOEM提供されているらしく、こちらの方が普段は安いです。こっちを買うつもりだったんですけどね。

前回と今回で紹介したもの以外でプライムデーセールで買ったのはお米くらいなので、紹介はこれで終わりです。

Amazonプライムデー2023と先行セールで買ったもの(ストレージ編)

先行セールを合わせると7/9〜7/12まで、Amazonプライムデー2023が開催されていました。

そんなにたくさん買ってませんが、デジタルガジェット系で買ったものを紹介していきます。まずはストレージ系。

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ついこの前SamsungSATA 4TBのSSD(写真右)を買ったばかりなんですが、また買いました。

このMX500 4TB、なんと17000円だったんですよ。「値段間違えみたいに安いから買っちゃえ」と思って注文したらそのまま届きました。

Samsung 870 EVOは一回macOS上でフォーマットが壊れてデータが吹き飛ぶ事故が発生しまして、バックアップから書き戻して復帰はしたんですが、ちょっと怖いなぁ、ということで入れ替え。写真撮影後のデータの最初の取り込み先のストレージになっています。

Samsungの方もそのまま使わなくなるわけじゃないんですが、SamsungよりはCrucialの方が好きなので、Crucialを重要な用途に。

性能面ではUSB 3.2 Gen2のケースを使ってもインタフェースがSATAなので、SamsungだろうがCrucialだろうがそこが上限になります。UHS-IIのSDカードから読み込む分には、Crucialも特に速度低下などが気になることはないです。

お次はこちら。

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α7IVの場合CFexpres Type Aカードを買うと基本的に「無限連写」が出来るっぽいのですが、その性能が必要になる回数に対してお値段が高すぎるので、妥協してコスパ重視。α7IVにはPrograde DigitalのGOLD 256GBを2枚挿してあります。

今回購入したのも規格上はProgade Digital GOLDと同じUHS-II V60なんですけど、このNextorageの方が最大書き込み速度が速いようです。試しに連写してみましたけど、確かにPrograde Digitalよりもバッファが切れたあとの連写速度は速い気です。

購入したのは1枚だけなので、写真を優先して書き込む方のスロットのメモリカードを交換。抜いたカードはα6600へ。α6600はUHS-Iにしか対応してないので書き込み速度への恩恵はありませんが、PCへの取り込みが速くなるはずです。

サブのデスクトップPCのCPUを交換する

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元は、メインのデスクトップPCのCPUをRyzen5 2600からRyzen5 5600に交換したので、余ったRyzen5 2600を使って1台作ろう、という話だったんですが、そうやって作ったRyzen5 2600のサブのデスクトップPCのCPUも結局は交換してしまうのであります。

ただ、言い訳はあって、このPCってマザーボードにPCIeが3本あって、それが全部空きなく並んでるので、PCIeのx1スロット2本両方にカードを挿そうと思うと、ビデオカードは1スロットしか専有しないのしか挿せないんです。

手元にたまたま古い1スロットのビデオカードがあったので、それを活用して作ったんですが、壊れないか不安だし、買い替えるときは選択肢があるか怪しい。そして、GPU内蔵のRyzen5 5600Gの価格がググっと下がった。。。

それなら5600Gに交換して外部のビデオカードが不要な状況にしておこう、と思ったわけです。

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CPUクーラーも今回は付属品ではなくAK400を買ってきまして早速交換、、、したのですが、今気づきましたがこれクーラーの付ける方向逆ですね。ヒートシンク部分を外すのは面倒なのでファンだけ外して反対側につけ直しましょう。

これを書いているときはこのPCの電源を落とせない状況なので、時間のあるときに。

あと、このPCは基本的にはリモート操作なんですが、外出中にディスプレイの電源が落ちているとWindows OSが画面の解像度をちゃんと認識できないのか、まともに使えません。

なので、こんなのを買ってみました。

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EDIDターミネータというヤツで、これを挿すとPCはモニターが繋がってると勘違いして、解像度を固定できるので正しく動く、というわけです。

今回のようにCPUを交換してUEFI BIOSの設定とか変えてるときは抜いて通常のモニターを繋がないとダメですが、それ以外の状況では想定通りに動いてくれています。

このサブのデスクトップPCですが、メモリも32GB積んであるし、電源は常に入れっぱなしだし、性能もそれなりに高くて余裕があるので、もうちょっと他の活用法を考えたいなぁ。