2023年に買ったものを振り返る

例年通りのフォーマットで行きます。去年分は↓

スマートフォン

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去年は妻のiPhone SE3と、家の中でWiFi運用するためのPixel6とPixel7でしたが、2023年は自分のメインのiPhone 15 Pro Maxの買い替えのみ。

価格は高かったが満足度は高い。最新のAndroid端末のカメラと比べると不満の声もあるカメラも、iPhone同士の買い替えが基本の自分にとってはiPhone 12 Pro Maxから充分に進化を感じられる画質で大満足。5倍ズームが結構楽しい。

しかし、ドコモの回線がいまいちだなぁ。都市部の人の多いところの通信品質は20年くらい前にタイムスリップした気分になりますね。そうは言っても、家族割や固定回線を含めてドコモにロックインされていて、コスト的なメリットは小さくないので、妻もirumoにしてしまったんですが。

パソコン関連

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自作PCのCPUを交換したり、録画用のPCを更新したり、ゲーミングノートPCを買ったり、シンクライアント端末を買ったり、2023年はパソコン関連をたくさん買いましたね。

今思うことは、ゲーミングノートPC(hp Vectus 16)買う必要あったかなぁ、、、ってことなんですが、2022年に買って同じようなことを思ったMac miniは今はモバイルモニターとセットで妻が使っていて、しっかり活用されています。

結果として、「Mac miniが安く買えるうちに買っておいて良かったなぁ」ということになったので、ゲーミングノートPCもこれから活用方法を考えていくことにしましょう。来年中学生になる息子が活用してくれると良いんだけど。

モバイルシンクライアント(HP mt45 Mobile Thin Client)の方は、USB-Cの作りがあんまり良くなかったり、性能的にはIntel N100でも良かったのでは?という気もしますが、Elitebookの筐体は作りがよくてビジネス向けノートPC好きとしては好みです。「おもちゃ」として買ってよかった。

あと、パソコン関連ではSSDが安かったのでストレージをたくさん買いましたね。

なんか10TB以上SSD買ってますが、写真保存用の4TBのSSDは買ってよかったですね。フルサイズに移行してデータ量が増えたけど、まだ1年分の写真が1台のストレージに入ります。

入力デバイス(マウスとキーボード)も買いました。

MX Master 3は自宅のメインマウス、REALFORCEは職場で使っていて、どちらも満足しています。ARCHISSのメカニカルキーボードは、「東プレと併用するメカニカルキーボードは1万円くらいじゃ安っぽくてダメ」ということの勉強代でした。このクラスではキータッチにシルキーさが足りない。

さらに、家庭内のネットワーク環境も一部をマルチギガ(2.5G)化。

インターネットはマンション内がVDSLなので、スピードテストは100Mbpsもいかないのですが、家庭内のMacから自作PCへの写真バックアップや録画PCで録画した番組の移動とかに地味に効果出てます。

カメラ関連

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2022年はカメラの年だったんですが、2023はほとんど買ってない。エントリーを書いたのもこれくらいですね。

超広角レンズがディスコンになってしまったAPS-C用のSEL1018しかないので、これをなんとかしたいとはずっと思っています。2023年は新しい超広角レンズがいくつか出て選択肢が増えましたが、ボディがα7IV(フルサイズ)とα6600(APS-C)の併用なので、どっちに付ける超広角レンズを買うべきなのかがまず決められないんですよねぇ。

機材は買い増ししませんでしたが、写真を撮ることは飽きることなく続けられたので、問題はありません。

オーディオ関連

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オーディオは愛するブランドEtymoticのERXを購入。ER-4Sも復活し、ER-4S/ER4SR/ERXの3つのEtymoticイヤホンで室内での音楽再生を楽しんでいます。

フルワイヤレスイヤホンとしては、Pixel7のときにもらったGoogleストアクレジットを使うためにPixel Buds Proを買いましたが、音がそれほど好みではないので、2021年に購入したWF-1000XM4が外出時のメイン。Pixel Buds ProはヘッドホンタイプのWH-1000XM4(これも2021年購入)と気候に合わせてサブで併用しています。最近は寒くなってきたのでヘッドホンの出番が多く、Pixel Buds Proは使用頻度が下がっています。

WF-1000XM5も出ましたが、旧型のWF-1000XM4の無償バッテリ交換からそれほど経っていないので購入せず。今のところ、買い増し・買い替えの欲求はなし。WF-1000XM4で充分です。

タブレット/ゲーム機/その他

これらは2023年は特にトピックになるような購入はなしです。

タブレットは家族用のiPadが古くなってきているので、自分用のminiではなく通常サイズのiPadを買い替えたいのですが、為替レート的には高く感じます。もう少し為替落ち着いてくれないかなぁ。

ゲーム機は、噂のNintendo Switchの後継機は来年発表されるんでしょうか。去年購入した家族用の有機ELNintendo Switchはともかく、自分用の初期型のNintendo Switchはさすがにボロいので、後継機を家族共用として買って、有機EL版が自分のところにやってくるような形になると良いのですが、出るとなると争奪戦ですね。

買ってよかったもの、いまいちだったもの

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買ってよかったものの一番はiPhone 15 Pro Maxです。買い替え前のiPhone 12 Pro Maxと見た目はあまり代わり映えはしないのですが、不満点が確実に解消されていて良い。あとは小物ですがα用ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BTは三脚撮影時に便利に使っています。

イマイチだったのはゲーミングノートPC(Vectus 16)かなぁ。自分の普段の用途からすると、パソコンとしての高負荷作業はMacBook Proで満足しちゃってるし、ゲームはゲーム機で済ませちゃいますからね。

振り返ってみると、2023年はパソコン関連ばっかり買ってるんですが、もう少し違うものに配分できたんじゃないか、という気がします。

来年は?

2022年のエントリーの「来年は?」の項目を読み返すと、「(自分用の)iPhoneを買い替えたい」は実現したし、PC系も大体書いてある通りにやりました。PC系はもう良いでしょう。

妻のiPhoneはSEではなくもう少し良いランクのモデルにしてあげたいし、iPadも1台くらいは買いたいですが、これは為替によるAppleレート次第。今のレートではなかなか買いにくい。もっと円高になってくれ。

カメラとオーディオですが、カメラについては今年は結局超広角をほぼ使わないまま楽しく過ごせてしまったこともあり、焦ることなく超広角レンズをどうするか考えていきたいところ。オーディオも、オーディオインターフェースを新しくしたいですが、狙っているのは海外ブランドの製品なので、こちらも為替レート次第になるでしょうか。

そんなわけで、今のところは2024年がどうなるかは全く予想がつきません。実際のところ、地味な1年になるんじゃないでしょうか。

アシダ音響 ST-90-05-H

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ちょっと前の大崎の回のアド街で紹介されていたアシダ音響。

妻と一緒に見ていたらそのときに紹介されていたヘッドホンに対して、「これいいね」と言っていて、ポタフェスに寄ったら会場限定割引の6000円で売っていたのでその場で購入。

色は黒色と灰色の2種類があるんですが、「業務用っぽい感じが良いね」って意見だったので灰色。

ちょっと低音が盛り上がっている印象はありますが、価格帯を考えるとシャリ付き感がなく、メーカー直販で6600円という値段を考えると素晴らしい音質・コスパ

自分が使うわけではないですが、妻は見た目も含めて気に入ってる感じなので、買ってよかったです。イヤホン・ヘッドホンって、別に自分が使うわけじゃなくても「選ぶ」と「買う」というプロセスを経ると、なんか物欲が満たされることを知りました(それで良いのか?)。

UGREEN Type-C to 3.5mm イヤホン 変換アダプター L字型

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iPhone 15 Pro Max購入に伴って、USB-Cに有線のイヤホンやヘッドセットを接続するためのアダプタが必要になりました。

これも昨日のモバイルバッテリ同様、ガジェットアクセサリ袋に入れっぱなしにするものなので、断線が置きにくそうな、途中にケーブルのないL字型のものを選んでみました。

用途としては、有線ヘッドセットを繋いでリモート会議に出ること、なんですが、L字型のコネクタ形状のものって、ケーブルなどのごちゃごちゃしたものが入ってる袋の中で探すの結構面倒ですね。会議前に見つからなくて、ガジェットアクセサリ袋を裏返して全部出して探すことになりました。

値段を考えると、音質はとやかく言うものではないですが、インピーダンスの低いイヤホンだと無音時のサーノイズが聞こえるし、逆にインピーダンスの高いイヤホンで使うには出力が弱い感じ。

あと、iPad mini 6に繋ぐと、接続して認識した後に「パチっ」って結構大きな音が鳴ることがあるのも良くない。iPad mini 6が悪いのか、保護回路的な仕組みが入ってないからなのかはわかりませんが、ちょっと失敗した感じです。

ただ、もう有線イヤホンは持ち歩いていなくて、これを使って音楽を恒常的に聴くわけではありません。いざというときに職場や自宅から、その場に置いてある有線ヘッドセットを使ってスマホからリモート会議に出るために買ったものなので、多少の問題は目を瞑ることにしましょう。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W

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モバイルバッテリはcheero Power Plus 5の10000mAhのモデル(写真左のもの)を結構長く使っていたんですが、これがiPhone 15 Pro Maxと相性が悪く、USB-C出力で充電できない。このシリーズの20000mAhのモデルも持ってるんですが、こっちもダメ。残念。間にUSB-Cドックを挟むと充電できるんですけど、そんな面倒な運用したくないので、素直に買い替えることに。

普段はガジェットアクセサリ用の袋に入れて鞄に入れっぱなしにしておくものなので、傷が目立たずラフに使える安めのものを、と考えて定番のこのモデルにしました。

今考えると上位機種のこっち↓でも良かったかなぁ、と思います。PowerCoreの方は残容量が4つのLEDで非常で目安にしかならないんですよ。

残容量が数字で表示されるのは便利だし、20gくらい重いけど、サイズはPower Bankの方が小さいくらいなんですよねぇ。USB-Cも2つ付いてるし。。。

買い替えたものの、買い替えてから遠出をしていないので、まだ活用できておらず、使い勝手などはまだ未知数です。iPhone 15 Pro Maxは買ったばかりでまだ電池もへたってないしね。

iPhone 15 Pro Maxに充電ができることは確認したし、定番モデルなので特に問題はないでしょう。しかし、cheero Power Plus 5はサイズ感好きだったんだけどなぁ。。。

妻用のMacを更新する

妻はかなり古いMacBook Proを使っていたんですが、これをMac mini+モバイルモニターの環境に更新しました。使ったのは下記のデバイス

妻のワークスペースは僕と違ってコンピュータがメインではないので、常設のモニターは配置できず、Mac miniからUSB-Cのケーブルでモバイルモニターを繋ぐことで、簡単に収納できる環境を構築したのです。

基本的には、下記に近い構成をMac miniでやっていることになります。

モバイルモニター側はUSB-Cで電源供給と映像出力ができるのがポイントで、普段は畳んでしまっておいて、使うときだけモバイルモニターを開いてケーブルを繋ぎ、ワイヤレスのキーボードとマウスを置けば、使わないときは机の上を専有しないデスクトップPC環境が出来上がる。

キーボードは旧型のApple Wireless Keyboardが余っていたのでそれを使い、マウスもUSB接続の余り物ゲーミングマウス。ストレージはMac mini内蔵の256GBでは心もとないので、これまた使ってなかったSATAの2TB SSDをUSB HDDケースに入れて繋いでいます。

まあ、安く買えるうちにMac miniじゃなくてM1あたりのMacBook Airを買っておけば良かったのかもしれませんが、手持ちの機材で更新環境を用意できて、とりあえずは良かった。

α用ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BT

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長時間を露光するとき、自分はほぼ2秒セルフタイマーで撮っています。

普通の夜景はほとんど困らないんですけど、花火の撮影だとバルブで任意のタイミングで切れないのでずーっと適当に撮ってて運良く撮れたのを選ぶ、という状態になります。

どうしてこうなったかというと、持っていたマルチ端子の非純正の有線のリモートコマンダーがα7IVにしてから全く動かなくなってしまったからです。端子の中の作りがちょっと変わってしまったんでしょうか。

今年の花火シーズンは結局セルフタイマーで通してしまったのですが、買っておかないと来年困る、ということでBluetooth接続のワイヤレスリモートコマンダーを購入しました。

お値段は実質6500円くらい。ソニー純正品だと思うと結構良心的なお値段。

左側に誤動作を防ぐロックスイッチ。

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右側にモードの切り替えスイッチがあります。

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電源はコイン電池(CR2032)で、いざというときはコンビニでも入手できるのが良いところ。品質が悪い電池だと動きが微妙になったりするみたいですが。

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電池の蓋はちょっと凝った作りのつまみが付いていて、コインなしで開けられます。

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α7IVとペアリングして使ってみましたが、有線のものと違って持ったままカメラの周りをウロウロしたり、寒い中でコートに手を突っ込んで使うときにケーブルの存在を気にしなくて済むのが良いです。

調べてみると非純正品のBluetoothリモコンもあるみたいですが、2000円以下の値段差なら純正品にしておくのが良い気がします。

iPhone 15 Pro Max 256GB ブルーチタニウム

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iPhone 12 Pro Maxを購入して3年。

これまで2年以内に買い替えていたiPhoneですが、今回は2世代スキップして3年ぶりの買い替えです。

13/14 Proシリーズは重量が増していたこともあり、良い印象がなかったのですが、今回の15 Proシリーズは筐体がステンレスからチタンに変わったことで、12 Proシリーズと同程度の重さになりました。さらに欧州の規制に対応するためにLightningからUSB-Cになり、外部USBデバイスも使いやすくなりました。

これらの事情から、為替の影響で値上がり傾向でも買って良いかな、と思って買い替え。

いつも通りApple Store店頭でのキャリア版購入です。

その場でSIMカードを交換し、eximoプランへ移行になりました。古いiPhone 12 Pro MaxもTrade Inでその場で査定相当の確認をして引き取りに。支払い金額は端末代金からTrade Inの査定額を引いたものになりました。

ケースとガラスフィルムは定番のNIMASOのもの。

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NIMASOのガラスフィルムはガイドも付属していて、普段は妻にお願いしてしまうフィルム貼りも自分で簡単にできました。

12 Pro Maxからの進化としては120HzディスプレイやDynamic Islandなどがありますが、正直「ふーん」っていう感じ。サイズも形状もほとんど一緒なので、すぐに手に馴染む、とも言えますが、変わり映えがしない、とも言えます。

今回の15 Proシリーズから、スライド式のサイレントスイッチがなくなり、アクションボタンというカスタム設定ができるボタンに変更になりました。長押しでカメラを起動するように設定したのですが、まだ慣れません。シャッターボタンとしても使えますが、自然に構えると手がカメラを塞ぐような位置になるのがいまいち。

カメラの画質についてはiPhone 12 Pro Maxからの進化は大きいですね。

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超広角と広角カメラのセンサー大型化は暗所の画質向上に寄与しています。

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望遠の5倍ズームは35mmフルサイズ換算で120mm。普段のスナップ撮影だと焦点距離が長すぎてちょっと使いにくい感じもするのですが、旅行時のコンパクトデジカメのような使い方では便利。画質もレンズ交換式カメラと比べなければ充分です。

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USB-C化により、自分が普段使いするデバイスからLightning端子がなくなりました。家族はまだLightning端子のデバイスを使い続けているので、カバンの中にLightningケーブルを入れておかないと不安ではあるのですが、普段の充電ケーブルが他のデバイスと共有できるのはやっぱり良いですね。

3年ぶりの買い替えではあるものの、基本的には「正常進化」で面白みはないのですが、特に不満のない満足度の高い買い替えでした。